2023年11月8日、獨(dú)國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、中國で著名な実業(yè)家がまた1人音信不通になったと報じた。

記事は、中國の大手テック企業(yè)テンセント（騰訊）が支援し、米國で上場している中國のライブ配信プラットフォーム「斗魚」（Douyu）の陳少傑（チェン?シャオジエ）CEOが先月から音信不通になっていると、中國メディアの澎湃新聞が6日に報じたことを紹介。業(yè)界內(nèi)の情報として、以前実施したライブ配信の內(nèi)容が失蹤に関係している可能性があると伝えた。

また、仏AFP通信7日に陳氏の居場所について斗魚に尋ねたところ、擔(dān)當(dāng)者は詳細(xì)な情報を提供することなく「斗魚の業(yè)務(wù)運(yùn)営は正常だ」とのみ回答したと伝えたほか、中國メディアの封面新聞も陳氏について同僚が「居場所を知らず、連絡(luò)も取れない」と語ったと報じたことを紹介している。

その上で、中國ではライブ配信業(yè)界が莫大（ばくだい）な利益を生む一大産業(yè)となった一方で、中國政府が不道徳かつ違法とみなされるコンテンツの取り締まりを強(qiáng)化していると指摘。著名なプラットフォームや配信者に対する調(diào)査を進(jìn)めており、5月には斗魚についても「ポルノ、低俗など重大な問題が存在する」として中國インターネット情報弁公室が地方當(dāng)局に対し1カ月間職員を駐在させて集中的な是正と監(jiān)督を行うよう指示したと中國政府系メディアによって報じられたことを紹介した。

記事は、陳氏が當(dāng)局に拘束されたかどうかは明らかになっていないとした上で「中國では、長期間音信不通だった企業(yè)幹部が後になって『現(xiàn)在取り調(diào)べ中』と発表されるのはよくあること。ここ數(shù)年、習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席が汚職疑惑の取り締まりを強(qiáng)化したことで、多くの財界人や実業(yè)家が失腳してきた。この流れは今のところ収まる気配がない」と伝えている。（翻訳?編集/川尻）