人民網(wǎng)日本語版 2023年11月10日(金) 13時50分
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出張で訪れた貴州省畢節(jié)市織金県の丘陵地帯にある鍾乳洞「織金洞」を見學(xué)したG姐。寫真は左側(cè)を太陽に、右側(cè)を月に見立て「日月同輝」と名付けられている入り口の景観スポット。
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出張で訪れた貴州省畢節(jié)市織金県の丘陵地帯にある鍾乳洞「織金洞」を見學(xué)したG姐。鍾乳洞の広さは500萬立方メートルにも達(dá)し、全長は12キロ、高低差は約150メートルとなっている。このうち、見學(xué)ルートとして公開されているのは約3.5キロ。しかしほぼほぼ全て階段。普段はデスクワーク中心のG姐、果たして踏破できるのか???
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2015年にユネスコ世界ジオパークに指定された「織金洞」には石筍や曲がり石、流れ石など、世界中の鍾乳洞に分布する鍾乳石の主な形態(tài)や分類を網(wǎng)羅している。そのため「天然のカルスト博物館」や「中國鍾乳洞の王」と言われ、40種類以上の鍾乳石を観賞することができる。
景勝地入り口から電動カーに乗って5分ほど移動した後、さらに階段を上ってしばらく歩くと、鍾乳洞の入り口に到著。入り口部分は広さがあり、採光も十分。階段で一気に下りていくのだが、この時點ではまさかこの先にあれほどの「苦行」が待っているとは予想もしていなかった。
入り口から階段を下りきると、外の光も屆かなくなり、ヒンヤリし始めた。通路はしたたり落ちてくる水で濡れており、足元に気をつけながらアップダウンのある見學(xué)通路を進(jìn)んでいくと、次第に體も溫まり、うっすらと汗をかき始めるように。色とりどりにライトアップされた鍾乳石はどれも美しく、また天井が高いため、それほど息苦しさを感じることもない。そのためまだ鍾乳石一つ一つの案內(nèi)板の説明に目を通しながら、「確かに〇〇に似ているね」といった會話を交わす余裕もあった。
ちょっと疲れを感じ始め、案內(nèi)地図で現(xiàn)在位置を確認(rèn)してみたところ、まだ全行程の3分の1ほどしか進(jìn)んでいない。少し嫌な予感がしてきた。見學(xué)通路は一方通行なので、引き返すことはできず、前に進(jìn)むしかないからだ。そんな予感が的中したのは、ほぼ中間地點にある「南天門」。ここは洞窟の崩落で形成された鍾乳洞の上層と下層を繋ぐ通路。正確には下から上へと移動するための通路。つまり階段を登らねばならない。ガイドの女性は「欄干には『百家姓(中國の代表的な漢姓が羅列されている子供に漢字を教えるための學(xué)習(xí)書)』がデザインされています。この階段は長いので、自分の名字を探しながら進(jìn)めば、つらさを忘れることができますよ」と案內(nèi)してくれたが、當(dāng)然私の名字がある訳がなく、つらさを忘れることもできなかった。あとで調(diào)べたところ、この階段は計448段、ビルの階數(shù)に換算すると20~21階くらい?そりゃしんどいわ。そして動畫を編集しようとしたら、なんと南天門の寫真も動畫も撮影していなかった。もう登りきることだけに必死だったのだ、と言い訳しておこう。
南天門を越えると、古代の英雄のかぶとの形に似ている「覇王盔」やヒマラヤスギの形に似ている石筍「銀雨樹」など織金洞のメインとなる鍾乳石が次々と現(xiàn)れるのだが、すでに體力も気力も限界に達(dá)しつつあった私は寫真だけ撮って前へ前へと突き進(jìn)むのだった。そこから再びアップダウンを繰り返す見學(xué)通路を、「また登るの???」と泣き言を言いつつ進(jìn)むこと50分。ようやく、ようやく出口が見えた!最後に私があげた「ヤッター!」の雄たけびは決して大げさではないと思う(周りにいた人は噴き出していたが)。
これまで中國の別の地域や日本でも鍾乳洞をいくつか観光したことがあったが、織金洞はさすが「中國鍾乳洞の王」と呼ばれるだけあって、そのスケールも、鍾乳石の素晴らしさも圧巻だった。私たちは全行程を1時間半ほどと、やや速めのペースで見學(xué)し終えたが、鍾乳石をじっくり楽しむ場合は、2時間くらいを予定し、後半部分の鍾乳石を楽しめるようにペース配分することを強(qiáng)くお勧めしたい。
そして今回でG姐の貴州の旅も終わり。広い広い中國、まだまだ行ったことない場所はたくさん。次はどこに行けるかな?(提供/人民網(wǎng)日本語版?文、撮影/玄番登史江)
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