＜日本人が見(jiàn)た新疆＞カシュガルの小學(xué)校に日本と同じ推薦図書、共通の読み物にうれしさ

中國(guó)駐大阪総領(lǐng)事館が企畫した新疆ツアー第二陣が9月に行われ、參加者はカシュガル古城、エイティガールモスク、カシュガル市老城區(qū)保護(hù)総合治理紀(jì)念館などを訪れた。

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ツアーに參加した坂元朋則さんは、新疆ウイグル自治區(qū)で見(jiàn)たこと、感じたことを以下のようにつづった。

私が中國(guó)の文蕓作品に接したのは中學(xué)の國(guó)語(yǔ)教科書に載っていた漢詩(shī)が初めてでした。読む本が少なかったせいか、2歳上の姉の高校の國(guó)語(yǔ)の教科書も読みました。そこに魯迅の阿Q正伝の一部がありました。それを読んでアジア人の共通性と生活している自分の世界と異なった世界を同時(shí)に感じました。

それから約70年間、中國(guó)の作品を読んできました。毛主席の井崗山闘爭(zhēng)の記録、矛盾論、中國(guó)革命の戦略と戦術(shù)、そして魯迅の野草題辭や短編小説は愛(ài)読書でした。

今回、60年ぶりに中國(guó)を訪れ、新疆の広い空間とこの時(shí)空の中で中國(guó)の過(guò)去と未來(lái)、私個(gè)人の過(guò)去と未來(lái)を旅していると思いました。

この寫真は訪問(wèn)したカシュガル第11小學(xué)校の校庭で撮ったものです。學(xué)校の推薦図書の掲示だと思われます。魯迅の「朝花夕捨」、水滸伝、ファーブル昆蟲記、草原上的小木屋（アメリカの子供向け物語(yǔ)「大草原の小さな家」）など世界の作品があり、新疆の子どもたちの豊かな読書生活がうかがえます。これらは日本の小中學(xué)生も読んでいる本です。懐かしく、共通の読み物で育っていることをうれしく思いました。

私の次女と孫も旅行から帰り、魯迅の「故郷」が話題に上りました。話には中國(guó)に対する共通の感覚がありました。このようにして文學(xué)作品で日中両國(guó)の理解と世界の人々の理解が広がることを願(yuàn)います。