2023年11月14日、中國(guó)メディアの澎湃新聞は、サッカー中國(guó)代表が2026年ワールドカップ（W杯）2次予選の初戦に向けて、エコノミークラスでタイに移動(dòng)したと報(bào)じた。

記事は、広東省深セン市で合宿をしていた中國(guó)代表が16日夜に行われるW杯2次予選初戦のタイ戦に向け、14日午後に飛行機(jī)でバンコクに向かったと紹介。タイは2次予選突破を賭けた最大のライバルと目されており、「初戦が事実上の決戦」という重要な意味合いを含んでいると伝えた。

そして、2次予選の対戦國(guó)がタイのほかにシンガポールと韓國(guó)となっており、中國(guó)からの旅客定期便が多い地域であることから、今回のタイへの移動(dòng)も含めて中國(guó)代表はいずれもチャーター便ではなく定期便のエコノミークラスで移動(dòng)すると紹介した。

記事は、タイのポルキン監(jiān)督が先日「タイと中國(guó)で予選突破の2枠目（1枠は韓國(guó)が最有力）を爭(zhēng)うことになる。今回の中國(guó)戦はこの5?10年で最も重要な試合になると考えている。もちろん、初戦を勝利で飾るつもりだ」と語(yǔ)れば、中國(guó)のヤンコビッチ監(jiān)督も「準(zhǔn)備はできている。チームはこの日を待ち望んでいた。全力を盡くし、勝ち點(diǎn)3を深センに持ち帰る」と自信を見(jiàn)せたことを伝えた。

一方で、中國(guó)のサッカー界では今回の戦いは決して楽なものではなく、最低でも引き分けによる勝ち點(diǎn)1を取る必要があり、仮に負(fù)ければ2次予選突破が厳しくなるばかりでなく、今後數(shù)年はアジアの一流、二流の強(qiáng)豪と対戦するチャンスさえ失われることになるとの見(jiàn)方が出ていると紹介。強(qiáng)豪と対戦できない低レベルの戦いに甘んじていれば中國(guó)代表の実力はさらに低下して負(fù)のスパイラルに陥る可能性があることから、16日のタイ戦は「中國(guó)サッカーの今後4?5年の中で、最も重要な戦いになるだろう」と評(píng)した。

W杯2次予選初戦に備える中國(guó)代表について中國(guó)のネットユーザーは「2日後、敗戦の要因を分析する際に『選手たちがエコノミークラス癥候群に陥った』なんて言い訳が出てこなければいいが」「決戦の相手がタイという時(shí)點(diǎn)でお笑いだわ」「負(fù)けたらエコノミークラスでももったいないから、歩いて帰ってこい」「いや、もう帰ってこなくていい」「エコノミークラスに乗ることを強(qiáng)調(diào)しなくたっていい」といった感想を殘している。（翻訳?編集/川尻）