2014年8月7日、韓國のテレビ局MBCの企畫番組「共に豊かになる社會」によると、韓國では雇用なき成長が深刻になっており、政府は海外に出て行った企業(yè)を呼び戻す、いわゆる「リショアリング」を推進(jìn)しているが、実績はわずかであることが明らかとなった。

【その他の寫真】

サムスン電子最大の攜帯電話工場はベトナムにあり、韓國亀尾工場に比べ、約5倍の労働力を有している。LG電子も2000年代に入って間もなく海外雇用者が國內(nèi)雇用者を超えた。

雇用波及効果が最も大きい自動車産業(yè)では、現(xiàn)代自動車が相次いで海外工場を建設(shè)しているが、國內(nèi)工場を建設(shè)したのは90年代半ばが最後となる。

國內(nèi)投資に対する海外投資の比率をみると、10年で3倍近く増加しており、韓國では雇用なき成長が続いている。

このような狀況に、韓國のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「大企業(yè)ばかり稅金を優(yōu)遇し、ストライキが日常的に行われるような國に、何のために帰って來るんだ。しっかりと海外で生産して下さい」

「韓國は中間層が崩壊し、子供も生めない高齢化社會だ。市場もないし、土地の価格も高い。工場の建設(shè)費(fèi)も高額になるのに、なぜ韓國に戻って投資しないといけないんだ」

「（雇用されることばかり考えて）起業(yè)家精神がないような人たちは、みんな海外に行ってしまえばいいんだ。移民もすればいい」

「社會的な妥協(xié)が何か必要なんじゃないのか？不必要な稅金はすべてなくして、その減った稅金分だけ內(nèi)需投資と雇用創(chuàng)出に回してほしい」

「公共機(jī)関や金融機(jī)関が韓國企業(yè)の生血をあまりにも吸い過ぎている。まず、公務(wù)員の給料と年金を中小企業(yè)レベルに調(diào)整することと、金融機(jī)関の高賃金體質(zhì)の解消から先にしてほしい。彼らは退職金も數(shù)億ウォン（數(shù)千萬円）もらえるし、そのお金は一體どこから出ているんだ？そんなことだから企業(yè)は海外に工場を建てるんだろ」

「パンテック（※韓國內(nèi)3位の攜帯電話メーカー）を助けてやったらいいんじゃないのか？」

「健康保険料、國民年金予算が100兆ウォン（約10兆円）を超えるって（笑）。あなたはこんな韓國で起業(yè)しますか？」

「米國を見てみろよ。福祉予算を削って失業(yè)率を改善させているだろ」

「自営業(yè)者は相次いで破産しているのに、付加価値稅（※日本の消費(fèi)稅に類似する稅制）を原則どおりに処理したら、その分価格を上げないといけなくなる。そうなると（物が売れなくなって）さらに自営業(yè)者が破産してしまう。お金があったら、みんな海外に行くだろうよ。海外は需要も多いわけだから」（翻訳?編集/まるみ）