香港ニュースポータルの香港01は21日、「中國に対する米國の潛水艦完全支配の時代は終わりつつある」とする米ウォール?ストリート?ジャーナルの20日付記事を取り上げた。

記事は「中國は潛水艦技術(shù)と海底探知能力の進歩により、米中軍を隔てる最大の溝の一つを狹めている」とし、「この発展は、中國周辺海域における米國の揺るぎない支配の時代が終わりつつあることを意味している」と指摘。「臺灣をめぐる潛在的な紛爭に向けた米軍の計畫に大きな影響を及ぼしている」とした。

記事によると、米國は何十年もの間、中國の潛水艦についてあまり心配する必要がなかった。なぜなら騒々しいため追跡が簡単だったからだ。それに対し、中國軍は米國の超靜音潛水艦を探知するのに苦戦していた。

中國が今年初め、プロペラの代わりにポンプジェット推進システムを搭載した攻撃型原子力潛水艦を進水させたことが衛(wèi)星畫像で明らかになった。米國の最新鋭潛水艦で使用されている騒音低減技術(shù)が中國の潛水艦で確認(rèn)されたのは初めてだ。

數(shù)カ月前、中國北東部の葫蘆島にある原子力潛水艦製造拠點の衛(wèi)星寫真から、既存の潛水艦の船體よりも大きい船體部分が施設(shè)內(nèi)に配置されていることが確認(rèn)された。同工場で2番目となる現(xiàn)代的な建設(shè)ホールが2021年に完成したことは、増産計畫を示すものだ。

中國は、南シナ海や中國沿岸の他の地域に「水中萬里の長城」として知られるいくつかの水中センサーネットワークを構(gòu)築したかほぼ完成させた。中國軍によると、このネットワークにより、敵の潛水艦を探知する能力が大幅に向上したという。

記事は「この発展は、中國周辺海域における米國の揺るぎない支配の時代が終わりつつあることを意味している」と伝えている。（翻訳?編集/柳川）