中國メディアの都市快報(bào)によると、中國?山東省で5歳の男児がおよそ5億年前の古生物の化石を発見した。

今月19日、同省臨沂市に住む楊（ヤン）さんが5歳の息子を連れて朗公寺近くの小山に登った際、頂上で大きな頁巖（けつがん）を発見。楊さんの息子が「ここには化石があるかもしれないよ」と言い、しばらく探していると「見つけた！」との聲が。楊さんがそばに行ってみると、「奇妙な文様の化石」が並んでいた。

地元メディアが、楊さんが撮影した化石の寫真や動(dòng)畫を臨沂大學(xué)地質(zhì)?古生物研究所の郭穎（グオ?イン）教授に確認(rèn)してもらったところ、発見された化石は古生物であり、発見された場(chǎng)所はカンブリア紀(jì)（約5億4200萬年～4億8830萬年前）あるいはオルドビス紀(jì)（約4億8830萬年～4億4400萬年前）の地層だと説明したという。

5歳の子どもが5億年前の古生物の化石を発見 pic.twitter.com/wOqYBX38Fm

— 中國動(dòng)畫 (@RC00547555) November 22, 2023

中國のSNS?微博（ウェイボー）では「5歳の男の子が5億年前の古生物の化石を発見」がトレンド4位にまで浮上。ネットユーザーからは「5億年の時(shí)を超えた遭遇」「本當(dāng)に“縁”があるね」「5億年、ずっと地球は存在していたんだなあ」「5億…。1から順番に飲まず食わずで數(shù)えてどれくらいかかるか。時(shí)間とは恐ろしい」など、壯大な時(shí)の流れに感嘆する聲が上がった。

また、「この子すごいね。將來大物になるかも」「この子はこれをきっかけに古生物の道に進(jìn)むのかな」「何年も後に學(xué)者になった彼は、父親と古生物化石を見つけたこの日の午後のことを思い出すだろう」といった聲のほか、「こういうのって自分で保管していて良いものなのかな？」「集めた化石がどのくらいの価値になるのか知りたい」「興味ない私にとってはただの石ころ」「子どもの頃に魚の化石を見つけて見せびらかしたら誰も信じてくれなかった」などの聲も寄せられている。（翻訳?編集/北田）