2023年11月23日、獨國際放送局RFIの中國語版サイトは、ウクライナとの戦爭を続けているロシアが中國から軍事転用可能な小型オフロード車の購入を続けていると報じた。

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記事は、ロシア?ウクライナ戦爭を発動したことに対する國際的な制裁措置により、西側(cè)の自動車會社のほとんどがロシアとの協(xié)力を打ち切る中、中國からのオフロード車の輸入が増加していると紹介。今月中旬には537臺の中國製オフロード車「デザートクロス1000-3」がロシアに納車され、來年3月までにさらに1590臺がロシア納車されるという報道を伝えた。

また、「デザートクロス1000-3」のスペックについて車體重量は1050kgで、550kgの荷物を積載でき、300kgのトレーラーをけん引できるとし、基本価格は1萬7200米ドル（約257萬円）と説明。ブルガリア軍の情報筋によると、このジープは主に偵察、救助、物資輸送に使用されるが、遠隔地での負傷者輸送にも使用されると伝え、ウクライナのメディアはロシア軍がこの車両をすでに多數(shù)使用していると報じたこと、 「ユーロ?アジアン?タイムズ」がロストフ南部軍管區(qū)を訪問したロシアのプーチン大統(tǒng)領(lǐng)が、同車両の性能について説明を受けたとの寫真付きの情報をSNSで発信したことを紹介している。

さらに、南ドイツ新聞の報道としてロシアが大型車の需要を急速に高めており、現(xiàn)在では2019年の2倍以上に當(dāng)たる毎月平均1萬4000臺の積載用車両が當(dāng)局から認可を受けていると紹介した上で、ロシア政府関係者は大型車需要増の理由に「大規(guī)模なインフラプロジェクト」を挙げているものの「軍事的ニーズの方が明らかに妥當(dāng)である」と指摘。「関連データによると、ウクライナ戦爭前にロシアは中國から大型車をほとんど購入していなかったが、戦爭の進行に伴って中國から購入する大型車の數(shù)がどんどん増えている」と伝えた。

記事は、中國が公式にはロシア?ウクライナ戦爭における中立を再三表明しているものの現(xiàn)実は異なるとし、米シンクタンク大西洋評議會の専門家が以前「中國はロシアに直接武器を供給していないが、中國の供給品や裝備品は、ロシアによるウクライナへの侵略と占領(lǐng)の遂行を助けている」と評していたことを紹介した。（翻訳?編集/川尻）