韓國で「日本政府が賠償せよ」判決、7年越しの勝訴に元慰安婦は涙を流して歓喜、ネットには賛否の聲

Record Korea    2023年11月24日(金) 12時0分

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24日、韓國?SBSによると、韓國人元慰安婦が日本政府に1人當たり2億ウォンの損害賠償を求めた裁判で、原告が勝訴した。寫真は慰安婦像。

2023年11月24日、韓國?SBSによると、韓國人元慰安婦が日本政府に1人當たり2億ウォン(約2300萬円)の損害賠償を求めた裁判で、原告が勝訴した。

記事によると、元慰安婦ら16人は16年、日本政府に1人當たり2億ウォンの損害賠償を求める裁判を起こした。

21年に一審は、「他國の主権的行為には損害賠償を請求できないという主権免除の法理に基づき、韓國の裁判所は日本政府を相手取った裁判を行うことができない」との理由で原告の訴えを卻下していた。

しかし今回ソウル高裁は「韓國の領(lǐng)土で韓國の國民に対して行われた不法行為については、韓國の裁判所に裁判権がある」とした上で「日本政府はわずか10代、20代だった被害者を強制的に連れ去り、慰安婦として動員するなどして損害を與えた」と判斷。原告?zhèn)趣卧Vえを認める判決を言い渡した。

記事は「裁判を起こしてから約7年での勝訴となった」とし、「法廷で涙を流した(原告の元慰安婦)イ?ヨンスさんは、報道陣の前で萬歳を叫んだ」と伝えている。

イさんは「ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。天國の(元慰安婦の)おばあさんたちの分まで感謝を申し上げます」と述べたという。

韓國では21年1月にも、元慰安婦12人が同様の趣旨で損害賠償を求めた裁判でも、日本政府に対し原告1人當たり1億ウォンを支払うよう命じる判決を下している。

記事は「當時日本政府は控訴せず一審判決がそのまま確定した。そのため今回も日本政府が沈黙を貫き、二審の判決が確定する可能性が高い」と伝えている。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは「萬歳!」「おめでとう」「正義は生きている」「これで元慰安婦のおばあさんたちも元気が出るはず。健康に長生きしてほしい」など喜ぶ聲が上がっている。

一方で「たった2億ウォン?最低でも10億ウォンはもらうべきでは」と不満を示す聲や、「勝訴して何になるのか。韓國の裁判所が『お金を払え』と言ったところで、日本政府が素直に応じるわけがない。拘束力のない判決に喜ぶのは無意味。訴え卻下が正しい判斷だった」「日本の裁判で勝訴しないと。もしくは國際審判を請求して賠償判決を勝ち取るか」「どうせこれも『韓國政府が代わりに賠償せよ』と言われるのでは」などと指摘する聲も見られた。(翻訳?編集/堂本

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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