2023年11月26日、仏國際放送局RFI（ラジオ?フランス?アンテルナショナル）の中國語版サイトは、中國國內(nèi)で複數(shù)のウイルスによる感染癥が爆発的に発生しており、病院がパンク狀態(tài)になっていると報(bào)じた。

記事は、中國北部で近ごろ正體不明の肺炎がまん延しており、世界保健機(jī)関（WHO）も22日に発表した聲明の中で、中國に対してメディアの報(bào)道や世界的な新興感染癥監(jiān)視プログラム（ProMED）からの報(bào)告について、より詳細(xì)な情報(bào)を提供するよう求めたことを明らかにしたと紹介。中國メディアの報(bào)道として、北京市が呼吸器感染癥のハイシーズンを迎えて小児病院への內(nèi)科外來受診者數(shù)が急増しており、北京児童醫(yī)院外來部の主任が「現(xiàn)在1日7000人以上の患者を受け入れており、病院の収容能力をはるかに超えている。現(xiàn)在、マイコプラズマに代わって、インフルエンザ、RSウイルス、アデノウイルスが感染のピークを迎えている」と語ったことを伝えた。

そして「正體不明の複合ウイルス感染癥の猛烈な流行について、中國國家衛(wèi)生?生育委員會(huì)はそれ以上の説明や情報(bào)提供は行わず、國家レベルでの調(diào)整プログラムも打ち出していない」と指摘した。

その上で、現(xiàn)在の中國の感染狀況に対する中國ネットユーザーの聲を紹介。あるユーザーは「まず衛(wèi)生當(dāng)局がそもそも注意喚起の義務(wù)を果たしていない。犠牲者は主に子どもたちで、北京市のある小児科醫(yī)師に言わせれば『10年間診療してきたが初めての事態(tài)』とのこと。新型コロナの時(shí)よりひどいという。私自身を含め、子どもを醫(yī)者に連れて行った體験から考えて、當(dāng)局は強(qiáng)い警戒を求める宣伝を行うべき狀態(tài)。それなのに當(dāng)たり障りのない言葉で説明するばかりだ。街を見渡しても、マスクをしている人はまったくと言っていいほどいない。マスクの著用はそんなに難しいのか。マスクをすると経済発展に影響があるのか。子どもたちのためにも、自分自身のためにも、マスクをしっかり著用し、定期的に手を洗うことを改めてみんなに呼び掛けたい」とコメントしている。

また、別のユーザーは一部のセルフメディアが「マイコプラズマ肺炎は伝染せず、治療しなくても自然と治る」といったでたらめな情報(bào)を流す?fàn)顩rが目に余ると批判した上で、「洪水に地震、高い住宅ローン、不況、差し迫った経済危機(jī)、そしてすでに爆発しつつある感染癥が、『996』（午前9時(shí)から午後9時(shí)まで、週6日労働）さらには『007』（午前0時(shí)から翌日午前0時(shí)まで、週7日労働）という過酷な労働に苛まれている労働者の體をさらにむしばんでいる」と嘆いた。（翻訳?編集/川尻）