2023年11月27日、香港メディア?香港01は、中國(guó)で流行しているマイコプラズマ肺炎について中國(guó)本土の専門(mén)家による解説を紹介する記事を掲載した。

記事は、中國(guó)本土で現(xiàn)在呼吸器系疾患の高発生期に入っており、國(guó)家衛(wèi)生健康委員會(huì)が先日流行の主體についてインフルエンザであるとし、それ以外にライノウイルス、マイコプラズマ肺炎、RSウイルス、アデノウイルスなどによる感染癥も多く発生しているとの認(rèn)識(shí)を示したと紹介。中國(guó)本土では「マイコプラズマ肺炎は新型コロナの変異」といった根拠のない情報(bào)が流れる中、中國(guó)中央テレビが健康番組の中で複數(shù)の専門(mén)家を招き、ネット上で良く見(jiàn)られる呼吸器系疾患に関する誤った知識(shí)について解説を求めたと伝えた。

まず、複數(shù)の感染癥が流行している中で多重感染を恐れるべきなのかについて、復(fù)旦大學(xué)華山醫(yī)院の張文宏（ジャン?ウエンホン）教授が「精度の高い検査により複數(shù)の病原菌が検出されたとしても、その全てが悪さをして病気になったとは限らない。醫(yī)師は患者の癥狀を見(jiàn)て、どの菌が悪さをしているのかを総合的に判斷しているので、過(guò)度に恐れる必要はない」との見(jiàn)解を示したことを伝えた。

また、マイコプラズマ肺炎が新型コロナの変異という情報(bào)については北京市呼吸疾病研究所の童朝暉（トン?チャオフイ）所長(zhǎng)が「マイコプラズマは20世紀(jì)初めに発見(jiàn)された。一方新型コロナウイルスが見(jiàn)つかったのは2019年になってからであり、両者は全く関係ない」と否定。童氏はまた、子どもは免疫系の発育が十分でないため大人よりマイコプラズマに感染しやすいため注意が必要だとしている。

さらに、マイコプラズマ肺炎を在宅で治療することの可否について、張氏が「一般的に、家庭用の対癥療法薬で好転するが、重癥化していないかに注意する必要はある。薬を飲んで好転すれば自宅観察で構(gòu)わないが、解熱剤を飲んでも熱が下がらない、食欲が減退するといった狀況が発生した場(chǎng)合には速やかに病院に行くべき」と指摘した。（翻訳?編集/川尻）