2023年11月28日、中國(guó)メディアの華龍網(wǎng)やユースサイトの網(wǎng)易は、バンコクで先日逮捕された數(shù)人の中國(guó)人の物乞いが、人身売買(mǎi)などとは無(wú)関係だったというタイ警察當(dāng)局の発表を伝えた。

タイ警察は10日以降、バンコクの繁華街で物乞いをしていた30～40代の中國(guó)人の男女7人の身柄を確保した。その中に指や手を欠損していたり、顔全體に重度のやけどの痕など、身體的障害が見(jiàn)られた女性が複數(shù)存在し、観光ビザや學(xué)生ビザを保有していたことから、タイ警察當(dāng)局は人身売買(mǎi)の被害者の可能性があるとみて、タイの社會(huì)開(kāi)発?人間安全保障省などと合同で調(diào)査を進(jìn)めていた。

記事は、タイの英字紙バンコック?ポストやマレーシア英字紙ザ?スターなど複數(shù)の東南アジア諸國(guó)のメディアの報(bào)道を引用し、タイ警察當(dāng)局の調(diào)査結(jié)果を紹介した。タイ警察は「物乞いたちは虐待を受けていたわけではない。顔や身體の身體的障害は若い時(shí)の事故で負(fù)ったものだった。物乞いたちの収入は何者かに搾取されているわけではなく、自分の収入を自分のために使うことができている。一部の物乞いはお互い顔見(jiàn)知りで、シンガポールやマレーシアでも一緒に物乞いをしていた」ほか、「身柄を確保した物乞いたちは、1日の平均収入が1人1萬(wàn)バーツ（約4萬(wàn)2000円）を超えると聞いて、自由意志でタイに入國(guó)し物乞いをしていた」と発表した。中國(guó)人の物乞い達(dá)は強(qiáng)制退去の後、10年以?xún)?nèi)のタイ入國(guó)を禁止されるという。

タイ警察はさらに「中國(guó)人の物乞いたちの後に、ラオスとカンボジアから來(lái)たという物乞い4人と、ヨルダンから來(lái)たという、男女児童合わせて16人の物乞いの一団を逮捕した」と発表した。（翻訳?編集/原邦之）