中國メディアの環(huán)球時報は29日、「中國企業(yè)がフォルダブルフォンの爆発的な普及を主導(dǎo)し、急速なイノベーションを強(qiáng)いる」とする米メディア、ディスプレー?デーリーの記事を取り上げた。

記事によると、フォルダブルフォン（折りたたみスマートフォン）は今年、18の新モデルの発売により爆発的に成長し、うち13モデルが京東方（BOE）やTCL子會社の華星光電（CSOT）などの中國メーカーのディスプレーを採用していたことが、市場調(diào)査會社Omdiaの報告書で分かった。

今年発売されたフォルダブルフォンの猛烈なペースは、中國のディスプレーメーカーの競爭力の高さを浮き彫りにしている。來年の折りたたみ式ディスプレーの世界の需要が約1450萬臺に達(dá)する中、中國企業(yè)は1300萬臺を供給すると推定されている。

中國のディスプレーメーカーは、大量生産の低溫多結(jié)晶酸化物（LTPO）バックプレーン、偏光板レス化技術(shù)、極薄カバーガラスを攜えて市場に參入した。

トップのサプライヤーであるBOEは第3四半期に約130萬臺の折りたたみ式ディスプレーを出荷し、小規(guī)模なライバルであるTCL CSOTは50萬臺、維信諾（Visionox）は35萬臺を出荷した。

記事は「こうした競爭は消費者にとって恩恵となっている。消費者は600～2000ドル（約8萬8200～29萬4000円）の価格帯から複數(shù)の折りたたみフォームファクタを選択できる。しかし、ライバルに追いつくことを強(qiáng)いられているメーカーは、容赦ないイノベーションのペースに疲弊している。それでも、企業(yè)はすでに、さらに限界に挑戦するデザインを見據(jù)えており、次に回転可能で拡張可能なディスプレーが登場すると予想されている」と伝えている。（翻訳?編集/柳川）