Record China 2023年11月29日(水) 23時(shí)0分
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9日、中國メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は映畫「しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き壽司~」の中國での上映開始を機(jī)に、「クレヨンしんちゃん」を論じる文章を掲載した。
2023年11月29日、中國メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は、映畫「しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き壽司~」の中國での上映開始を機(jī)に、「クレヨンしんちゃん」を論じる文章を掲載した。
文章はまず、「日本アニメで知名度の最も高い作品の一つ、『クレヨンしんちゃん』の劇場版が25日に中國で上映が開始された」とし、「同作は初めて3D技術(shù)を採用した劇場版だ。上映から4日で約4000萬元(約8億3300萬円)の興行収入となり、映畫?ドラマの情報(bào)サイト豆瓣(douban)では8.1の高評価を得ており、その人気と魅力は明らかだ?!?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=ドラえもん'>ドラえもん』や『名探偵コナン』、そして『SLAM DUNK(スラムダンク)』や『クレヨンしんちゃん』に代表される日本アニメの素晴らしい興行収入は、子ども時(shí)代の思い出が大人にとっても依然として新鮮に感じられる力を持っており、時(shí)代と共に変化し、新たなファンをも魅了し続けていることを示している」とした。
その上で、「同作は『クレヨンしんちゃん』の31作目の劇場版作品で、漫畫版やアニメ版をよく知る多くのファンの興味を引き、期待させた。同作の舞臺(tái)は23年の夏、ある預(yù)言で言及された“2つの光”が実際に天から降り、野原しんのすけはその內(nèi)の白い光を浴び、不思議な超能力を得ることとなった。一方で、もう1つの黒い光は謎の男に命中し、彼はその力を世界への復(fù)讐(ふくしゅう)に使うことにした。こうして超能力大決戦が始まり、しんのすけは春日部の守護(hù)者となり、彼なりの方法で世界を救う」とあらすじを紹介した。
続けて、「日本で同作は8月に上映され、25億円の興行収入を得ており、劇場版『クレヨンしんちゃん』シリーズで歴代最高記録を達(dá)成した」とし、「同作でもしんのすけの“おしりぶりぶり”は登場するが、肌を露出するようなシーンはない。さまざまなテーマを展開しており、特に家族の結(jié)束と友愛を強(qiáng)調(diào)している。映畫の後半は次第にメンタルヘルスの側(cè)面に焦點(diǎn)を合わせ、悪役にその側(cè)面を擔(dān)わせることでうまく表現(xiàn)し昇華させた」と評価。また、「同作の3D化の成功と高い評価には制作陣のたゆまぬ努力があった。7年をかけ、コロナ禍も経験し、この極めて厳しい狀況の中でも制作を推し進(jìn)めていった」と説明した。
一方で、「同作の內(nèi)容は子どもには深すぎると考えている人もいる」とした上で、「トニーとシェリーと魔法の光」を監(jiān)督したフィリップ?ポシヴァチュ氏が「多くの人は、アニメは子どものためだと思っていると思うが、自分はそうは思わない。アニメにはいろいろなジャンルがあるからだ。最初はものすごくカラフルでハッピーでポジティブな、子どもっぽい作品だと思っていたが、実際に見ると子どもには居心地の悪いものかもしれない。そこに描かれているのは人間関係であったり、死であったりするからだ。それは本當(dāng)に興味深いことだし、われわれはそういうことを話し合うべきだと思う」と語ったこと、「音楽」を監(jiān)督した巖井澤健治氏も「結(jié)局アニメーションって、子ども向けと言いつつも、大人になっても楽しんでいると思うんです。もう子ども向け、大人向けという垣根もなくなってきているんじゃないかなと思います」と語ったことを紹介した。
文章は、「作中で野原しんのすけは5歳の幼稚園児ではあるが、実際に誕生から計(jì)算するともう『33歳の中年』ということになる。1990年から漫畫の連載が開始し、92年にアニメ化され、93年には初めての劇場版が公開された。子どもの立場でも遠(yuǎn)慮のないこの少年は世代を超えて成長してきた。しんのすけと同年代だった視聴者は現(xiàn)在多くが親となっており、だからこそ制作陣はみさえやひろしの視點(diǎn)を必要としているのだ」と論じた。
そして、「ストーリーと設(shè)定の面では、『クレヨンしんちゃん』、『ドラえもん』は初期と比べて”不適切なシーン”がぼかされ、『名探偵コナン』の血なまぐさい描寫も少なくなっている。たとえ一部のファンが満足しなかったとしても、現(xiàn)代の価値観に適応し、より多くの親子連れに相応しいものにするために、このような変革は不可欠だ」とし、「このように日本の名作アニメは數(shù)十年にわたる蓄積を経て、生命力と人気を形成してきたことが分かる。原作者の主導(dǎo)がなくなったとしても、プロの制作チームが新作を発表し続け、時(shí)代と共に変化し、革新していく。この経験は世界のアニメ関係者が學(xué)ぶ価値のあるものだ」と締めくくった。(翻訳?編集/柳朱音)
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