2023年11月29日、中國(guó)の政治學(xué)者で中國(guó)人民大學(xué)國(guó)際関係學(xué)院の金燦栄（ジン?ツァンロン）教授が自身の微博アカウントで「中國(guó)経済は、日本と同じ轍を踏むのか」について自身の見(jiàn)解を披露した。

金氏は中國(guó)経済が現(xiàn)在困難に直面しており、特に米國(guó)人を中心に中國(guó)経済がすでに天井に達(dá)したことを意味する「ピーク?チャイナ」という言葉が出回っていると紹介。また、中國(guó)人の中には現(xiàn)狀を1980年代の日本と比較し、急激な経済の衰退が間もなくやって來(lái)るとする者もいるとした。

その上で「こういった考え方は誤りだ」と主張。「日本と中國(guó)では違う。日本の戦略には自主性がなく、米國(guó)にコントロールされている。そして日本は國(guó)土が非常に小さく、資源や市場(chǎng)が不足している。一方で中國(guó)の戦略は自主的で、資源も日本より豊富であるため経済回復(fù)の余地が十分にある。當(dāng)時(shí)の日本と今の中國(guó)を並列するのは軽薄であり、思考の怠惰だと考える」と評(píng)した。

金氏の考え方について、中國(guó)のネットユーザーは「時(shí)代も環(huán)境もモデルも違う」「誰(shuí)かが日本と同じ轍を踏むことを望んでいるのかもしれない」との聲がある一方、「不動(dòng)産に頼り続けていれば、最終的には日本と同じになる」「中國(guó)人のお金のためなら何でもするという信仰心を変えない限りは活路はない」「中國(guó)経済はまだ初歩的段階にあるのに、不動(dòng)産によっていびつになった。國(guó)は質(zhì)の高い発展を推進(jìn)しなければ」といった聲も上がっている。（翻訳?編集/川尻）