2023年11月29日、中國メディアの環(huán)球時報(bào)は、「中國が辺ぴな砂漠でひっそりとエネルギー革命を進(jìn)めている」と題した米メディア?ブルームバーグの27日付文章を紹介する記事を掲載した。

文章は、內(nèi)モンゴル自治區(qū)のクブチ砂漠に広がる不毛の大地に何列もの太陽光発電パネルが敷き詰められており、110萬世帯分の電力を供給できるクリーンエネルギー?プロジェクトによるものだと紹介。このプロジェクトは、今後數(shù)年間で內(nèi)陸部に何百もの同様の大規(guī)模な再生可能エネルギー基地を建設(shè)するという中國の計(jì)畫のほんの一部にすぎないとした。

そして、計(jì)畫が完了すれば、中國全土の再生可能エネルギー基地が風(fēng)力発電と太陽光発電の合計(jì)で最大455ギガワットの設(shè)備容量を持つことになり、中國以外のどの國よりもクリーンエネルギーの発電能力が高く、石炭火力発電所や原子力発電所を含むインドの送電網(wǎng)全體の規(guī)模にほぼ匹敵すると指摘。このようなクリーンエネルギー設(shè)備の大量増?jiān)O(shè)は、中國が2030年の期限までに炭素排出量のピークアウトを?qū)g現(xiàn)する可能性を高めるものだと伝えた。

また、オックスフォード?エネルギー研究所の中國エネルギー研究責(zé)任者であるミハエル?メイダン氏が「中國は、これらの大型風(fēng)力発電?太陽光発電基地を、新エネシステムの中心的な存在にするつもりでいる。その初期段階として、人口が少なく大規(guī)模なプロジェクトを?qū)g施しやすい北部のゴビ砂漠や西部のタクラマカン砂漠などの砂漠地帯で集中的に進(jìn)めているのだ」との見解を示したことを紹介している。

文章はさらに、中國が北部や西部の砂漠地域で生産したクリーン電力を上海や北京といった東部の主要都市に供給することを目指しているほか、低コストの再生可能エネルギーで半導(dǎo)體の金屬加工を行う工場を誘致し、內(nèi)モンゴル自治區(qū)を「世界のグリーンシリコンの都」にしようとしていると紹介?，F(xiàn)地住民もまた、太陽光パネルの設(shè)置によってできた日陰を利用して畝を作り、トマト、ジャガイモ、メロンなどの栽培を積極的に進(jìn)めて増収を目指していると伝えた。（翻訳?編集/川尻）