Record Korea 2023年12月3日(日) 21時(shí)0分
拡大
韓國(guó)の釜山(プサン)市は2030年の萬(wàn)博開催地を決める投票で、サウジアラビアの首都リヤドに大敗した。中國(guó)では、上海対外経貿(mào)大學(xué)朝鮮半島研究センター主任による原因を論じる文章が発表された。
フランスのパリで現(xiàn)地時(shí)間11月28日に行われた2030年の萬(wàn)博開催地を決める博覧會(huì)國(guó)際事務(wù)局(BIE)総會(huì)の投票で、韓國(guó)南部の釜山(プサン)はサウジアラビアの首都リヤドに大敗した。萬(wàn)博の誘致成功を24年の大統(tǒng)領(lǐng)選につなげる思惑があったとされる尹錫悅(ユン?ソンニョル)政権は、誘致運(yùn)動(dòng)に極めて熱心に取り組み、また楽観論を唱えていたが、事前予想を大きく下回る得票結(jié)果に終わり、韓國(guó)國(guó)內(nèi)では失望が広がった。上海対外経貿(mào)大學(xué)朝鮮半島研究センター主任のセン徳斌教授(「セン」は澹からさんずいを除去)は中國(guó)メディアに、韓國(guó)の敗因を論じる文章を寄稿した。以下はセン教授による文章の主要部分だ。
BIEの第173回総會(huì)で、釜山は全165票中の29票を獲得するにとどまった。サウジアラビアのリヤドは、第1回投票で3分の2以上の119票を獲得し、決戦投票を経ずして開催地に決まった。イタリア?ローマは17票で3位だった。韓國(guó)人にしてみれば、リヤドに確実に勝利できるとは思っていなかったにせよ、90票差近くの慘敗は想像していなかっただろう。
尹大統(tǒng)領(lǐng)は敗北決定後に行った演説で國(guó)民に謝罪したが、「96カ國(guó)の指導(dǎo)者と150回以上の會(huì)談を行い、數(shù)十カ國(guó)の指導(dǎo)者と電話會(huì)談を行った」と付け加えた。尹大統(tǒng)領(lǐng)や釜山萬(wàn)博誘致委員長(zhǎng)を務(wù)めた韓悳洙(ハン?ドクス)首相ら韓國(guó)政府上層部は、萬(wàn)博誘致に精力的に取り組んできた。閣僚や財(cái)界人が誘致委発足後に移動(dòng)した距離は地球を495周できる約1989萬(wàn)キロだったという。政府は23年予算で、誘致関連活動(dòng)に前年比28.3%増の3228億ウォン(約370億円)を割り當(dāng)てた。
韓國(guó)の敗因の一つに、30年萬(wàn)博誘致に名乗りを上げたイタリアも先進(jìn)國(guó)であり、票が分散する現(xiàn)象が発生したことがある。例えばフランスのマクロン大統(tǒng)領(lǐng)は、第1回投票でのイタリア支持を公言していた。尹大統(tǒng)領(lǐng)が最重視した日本は、投票直前になりようやく、韓國(guó)支持を表明した。ただし日本の実際の投票行動(dòng)は分かっていない。釜山市の樸亨埈(パク?ヒョンジュン)市長(zhǎng)は、韓國(guó)の実際の得票數(shù)が書面で支持を約束していた國(guó)よりも大幅に少なかったと表明した。
さらに重要なのは、韓國(guó)は外交政策で過(guò)度に米國(guó)に追従し、「価値観外交」を唱え、一連の論爭(zhēng)で明確に西側(cè)に味方していることだ。多くの國(guó)、特に発展途上國(guó)では韓國(guó)のこうしたやり方に賛成していない國(guó)も多い。したがって、韓國(guó)が西側(cè)國(guó)家として萬(wàn)博を誘致することに対する反発が出る可能性も高まっていた。
韓國(guó)人にとって萬(wàn)博誘致の失敗は無(wú)念だろうが、韓國(guó)政府はこれを機(jī)に、自らの位置をはっきり認(rèn)識(shí)し、國(guó)益優(yōu)先の外交政策を展開し、発展途上國(guó)、特に中國(guó)やロシアとの関係をうまく処理せねばならない。歐米に追隨していれば安心だと考えるのは、大きな間違いだ。「國(guó)際問(wèn)題は米國(guó)と西側(cè)が決定する」といった時(shí)代は、すでに過(guò)ぎ去ったのかもしれないからだ。韓國(guó)が外交政策を思い切って変えなければ、今後も、「萬(wàn)博誘致失敗」の二の舞が起こりかねない。(翻訳?編集/如月隼人)
この記事のコメントを見(jiàn)る
Record China
2023/12/1
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問(wèn)い合わせ
Record China?記事へのご意見(jiàn)?お問(wèn)い合わせはこちら
業(yè)務(wù)提攜
Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問(wèn)い合わせはこちら
この記事のコメントを見(jiàn)る