開催中の第37回シンガポール國際映畫祭に參加した中國の女優(yōu)ファン?ビンビン（范冰冰）が、2018年から始まった封殺狀態(tài)を振り返り、メディアの前で初めて語った。

主演した香港映畫「緑の夜（GREEN NIGHT）」を攜えてシンガポール國際映畫祭に參加したファン?ビンビンが1日、現(xiàn)地メディアのインタビューで語った。18年に巨額脫稅騒動(dòng)が報(bào)じられて以降、中國では全面的な封殺狀態(tài)が続いているが、この5年を振り返って、「人間の本質(zhì)を見たし、人の冷たさ、溫かさも多く見た」とコメント。また、「頼れるのは自分だけ」という思いを強(qiáng)く持ったことも語っている。

インタビューでは過去の活動(dòng)も振り返り、デビュー後初めて主要な役を任された1998年のドラマ「還珠姫 ?プリンセスのつくりかた?」にも言及。撮影現(xiàn)場(chǎng)では主演女優(yōu)のヴィッキー?チャオ（趙薇）、ルビー?リン（林心如）に支えられたことや、自身の女優(yōu)人生で非常に大きな意味のある作品で、演じた「金瑣」役への愛著が強(qiáng)いことを明かし、「あの役がなければ今の私はいない」と語った。

ファン?ビンビンは今年、「緑の夜」によって5年ぶりにカンヌ國際映畫祭に參加し、スペインのサン?セバスティアン國際映畫祭ではコンペティション部門の審査員を務(wù)めた。また最近では、女性モード誌「L'OFFICIEL（ロフィシャル）」のフランスおよびイタリア版でカバーを飾り、ドルチェ＆ガッバーナやトムフォードといったハイブランドとタッグを組んで洗練されたファッションを披露するなど、國際舞臺(tái)で活躍の場(chǎng)を広げている。（Mathilda）