米ボイス?オブ?アメリカの中國(guó)語(yǔ)版サイトは3日、東南アジアが中國(guó)に代わって外資の新たな人気投資先になったとする記事を掲載した。

記事はまず、「中國(guó)は過(guò)去30～40年にわたって長(zhǎng)らく外國(guó)による直接投資の世界最大の目的地であり、殺到する外資が中國(guó)の國(guó)力向上を助け、中國(guó)を世界最大の製造國(guó)、最大の貿(mào)易國(guó)、米國(guó)に次ぐ第二の経済大國(guó)にした」と伝えた。

その上で、「米國(guó)との戦略的競(jìng)爭(zhēng)の激化、米國(guó)および西側(cè)諸國(guó)との関係悪化、デリスキング（リスク回避）の推進(jìn)により、中國(guó)はもう外資に好感される場(chǎng)所ではなくなっている。中國(guó)政府によると、今年第3四半期（7～9月）の直接投資負(fù)債（FDI指標(biāo)）は118億ドル（約1兆7000億円）の赤字で、四半期ベースで赤字となるのは1998年の統(tǒng)計(jì)公表開(kāi)始後初めてだ」とした。

記事は「では外資は中國(guó)を離れてどこへ行ったのか」について、日本経済新聞の英文媒體、Nikkei Asiaの2日付報(bào)道によると、中國(guó)に取って代わったのは東南アジアだとし、政治が安定し、巨大な市場(chǎng)潛在力があり、米中間の競(jìng)爭(zhēng)の緩衝地帯となれることにより、外資、特に米中の企業(yè)や資本から注目され、2022年の東南アジアへの外國(guó)の直接投資総額は2225億ドル（約32兆6000億円）と過(guò)去最高を更新したと伝えた。

Nikkei Asiaによると、米國(guó)企業(yè)の投資が主にシンガポールやマレーシアなどの半導(dǎo)體関連産業(yè)に集中する一方、中國(guó)企業(yè)は主にタイでの電気自動(dòng)車(chē)（EV）生産やインドネシアの鉱業(yè)に投資している。米國(guó)は中國(guó)のサプライチェーンへの過(guò)度の依存を減らし、サプライチェーンを中國(guó)から同盟國(guó)?友好國(guó)に移転する「フレンドショアリング」を進(jìn)める。中國(guó)企業(yè)は東南アジアに工場(chǎng)などを移すことで関係の緊張と悪化が続く歐米などへの輸出を円滑に進(jìn)める狙いがある。（翻訳?編集/柳川）