背中にびっしりマスコットをつけて歩く病院警備員、その理由は?―中國

人民網(wǎng)日本語版    2023年12月9日(土) 23時0分

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遼寧省大連市にある大連児童病院ではこのほど、背中にびっしりマスコットなどをつけた警備員の于晶景さん(38)が診察で泣いている子供をあやしていた。

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遼寧省大連市にある大連児童病院ではこのほど、背中にびっしりマスコットなどをつけた警備員の于晶景(ユー?ジンジン)さん(38)が診察で泣いている子供をあやしていた。これらのマスコットは、病院に來た子供の落とし物だったり、一部は于さん自身が自腹で買い求めたものもあるという。そしてすべてのマスコットは消毒を施しているという。

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于さんがマスコットを「おんぶ」するようになったのは、とある偶然の出來事から始まったという。以前、病院內(nèi)をパトロール中に子供が落としたとみられるマスコットを拾ったという。「病院ではたびたびこうしたマスコットなどのおもちゃを拾うことがある。それらはすべて診察を受けるために來た子供たちがうっかり落としていったものばかりだ。これらをベストの背中につければ目立つので、落とした子供や保護(hù)者がすぐに気づいて取りに來ると思った」と話す。


そこで于さんは當(dāng)初、自分自身が「歩く落とし物預(yù)り所」になろうと考えたが、意外だったのは、落とし主が見つかるよりも前に、それらのマスコットで遊びたがる子供が多くいたことだった。こうして背中につけたマスコットは、診察を受けるために來た子供たちの注目を集め、診察を受ける子供たちの緊張を緩和するために使われるようになった。そうしていくうちに、この児童病院をパトロールする「マスコット警備員」のうわさは次第に広がり、于さんに會うためにわざわざこの病院に來る親子もいるのだという。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KM)


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