2023年12月10日、仏國際放送局RFI（ラジオ?フランス?アンテルナショナル）の中國語版サイトは、品質(zhì)が高く価格も高い日本の果物品種の模造品が海外で大量に流通しており、日本の栽培農(nóng)家から嘆きの聲が出ていると報(bào)じた。

記事は、日本で手間暇かけて開発された寶石のようなブドウ品種のシャインマスカットが東京のデパートでは1キロ當(dāng)たり100ユーロ（約1萬6000萬円）で売られることもあるほど高価だと紹介する一方で、日本のシャインマスカット農(nóng)家からは「シャインマスカットは現(xiàn)在、中國や韓國で堂々と栽培されており、日本はロイヤリティーも知的財(cái)産権も得られない」との聲が出ていることを伝えた。

その上で、香港やタイなど日本の果物が人気のある場所で、中國や韓國産のシャインマスカットのコピー品が日本産の2分の1、3分の1という安価で販売されていると紹介。顧客は価格に注目して安いものを買う傾向にあるものの、取り扱う現(xiàn)地の業(yè)者は「日本のシャインマスカットとその模造品との品質(zhì)の違い」を?qū)g感できるようだとした。

そして、シャインマスカットが2006年に品種登録され、16年に中國で最初のコピー品が見つかったと指摘。日本は國際ルールで定められた期限內(nèi)に海外品種登録を行わなかったという大失態(tài)を犯したことにより、中國や韓國にシャインマスカットの栽培を止めさせたり、日本にロイヤリティーを支払いを求めたりする法的手段はないのだと解説し、もしちゃんとした法的手続きを踏んでいたならば日本は年間100億円以上のロイヤリティーを得られた可能性があると伝えている。

記事は、日本の農(nóng)業(yè)當(dāng)局が果物を「知的財(cái)産権」と結(jié)びつける必要性を農(nóng)家に認(rèn)識させるのは難しいとの見解を示しており、シャインマスカット以外にも日本で苦労して開発されたイチゴ、サクランボ、柑橘類の新品種が海外で次々とコピーされていることを明らかにしたと紹介。日本政府もこの點(diǎn)に関して知的財(cái)産権の保護(hù)を怠ってきたことは否めず、日本が保護(hù)品種の種子や苗木を海外に持ち出すことを禁止したのは、20年になってのことだったとした。

記事は、「日本人は果物作りを非常に尊重しており、時(shí)には想像を超えるような価格で美品が取引される」と紹介?！袱铯欷铯欷悉瑜昶焚|(zhì)が高く、より甘くておいしい果物づくりを目指している」との日本の果物農(nóng)家の言葉を伝えた。（翻訳?編集/川尻）