2023年12月11日、獨國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、ドイツのハンブルク港で中國企業(yè)が貨物の取り扱いに関する?yún)f(xié)定に反したため港の労働組合が反発していると報じた。

記事は、獨紙ディ?ベルトなどの報道で、ハンブルク港の労働協(xié)定に違反しているとして、ドイツのサービス産業(yè)労働組合べルディが中國企業(yè)の中遠集団（COSCO）を非難したと紹介。ベルディの主張によると、COSCOは貨物の固定作業(yè)を同港の専門スタッフが実施するという取り決めに反して自社の乗組員にさせる計畫を立てており、同港の貨物固定作業(yè)員の雇用保障と労働條件を著しく侵害するものだ伝えた。

そして、埠頭（ふとう）で行われる輸送船への貨物の固定作業(yè)は國際的な慣行上、港の固定作業(yè)員によって行われることになっていると説明する一方で、港の固定作業(yè)員は通常の乗組員よりも賃金が高いため、船會社は往々にして人件費コストを抑える目的で自社の従業(yè)員に貨物の固定作業(yè)を行わせようとすると紹介した。

その上で、COSCOの貨物船は12日に同港に到著する予定となっており、ベルディはCOSCOに対し、自社の従業(yè)員によるで貨物の固定計畫を中止するよう求めると同時に、同港を運営する港灣物流會社HHLAに対しても労働協(xié)約を順守するよう求めていると伝える一方、労働組合が抗議行動を実施したり、COSCO船の入港を阻止したりする可能性については不明だとした。

COSCOは、同港のトレロート?ターミナルに24．9％の出資を行っており、かつてその出資比率をめぐってドイツ國內から懸念の聲や反発が生じたため、當初の35％から影響力の少ない25％未満へと出資比率が引き下げられた経緯がある。記事は、今回のトラブルについてCOSCO側はコメントを出していないと伝えた。（翻訳?編集/川尻）