中國メディアの參考消息は11日、低賃金にうんざりしたベトナムの労働者が動(dòng)畫投稿アプリのTikTok（ティックトック）に頼るとする、仏AFP通信の記事を取り上げた。

記事によると、ベトナムの首都ハノイ近郊の産業(yè)集積地で、サムスン電子を含む世界的エレクトロニクス企業(yè)向けに攜帯電話を組み立てる?yún)g調(diào)で低賃金の労働に従事していたビー?ティ?アインさん（23）は、國內(nèi)で成長を続けるTikTokライブストリーマーの一人として何十萬人ものフォロワーに商品を販売することで、はるかに多くの収入を得られることに気づいた。

35萬人超のフォロワーと1500萬件余の「いいね！」を抱えるアインさんのTikTokチャンネルでは、叔父が作った4ドル（約580円）のヌードルパックに注文が殺到している。

ベトナムの人口約1億人のうち約80％がインターネットを利用でき、Z世代のTikTok利用率も同様に高い。

ソーシャルメディアやライブストリーミングサービスを提供するDC 3 Doの共同創(chuàng)設(shè)者グエン?ドアン?キー氏は「農(nóng)家も労働者も學(xué)生も簡(jiǎn)単に自分のチャンネルを始めることができる」とし、「かつてオンライン販売は企業(yè)や店舗オーナーのみが利用できた。今は誰にとってもチャンスだ」と語る。

農(nóng)家がTikTokで大もうけしている隣國の中國と同様に、ベトナムでも電子商取引が急成長している。世界トップ10の成長市場(chǎng)の一つで、今年の売上高は200億ドル（約2兆9000億円）を超えると予想されている。

北部にある山岳地帯出身のルオン?クアン?ダイさんは、42萬人のフォロワーを持つインフルエンサーになるとは想像もしていなかった。TikTokや交流サイトのFacebook（フェイスブック）での人気のおかげで、乾燥バナナ、ビーフン、ティーミックスの販売でライブストリーミングを行う前の10倍の収入を得ている。「ソーシャルメディアは私の人生を完全に変えた」と語る。（翻訳?編集/柳川）