【観察眼】中國10大流行語から“中國経済崩壊”を読み取るのはこじつけ?。?

CRI online    2023年12月14日(木) 18時(shí)20分

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先週、中國の言語學(xué)関連の學(xué)術(shù)誌「咬文嚼字」が2023年の「中國10大流行語」を発表し、多くの日本メディアもこれを報(bào)じた。

先週、中國の言語學(xué)関連の學(xué)術(shù)誌「咬文嚼字」が2023年の「中國10大流行語」を発表し、多くの日本メディアもこれを報(bào)じた。本來であれば、このような流行語は、日本の一般の人々が今の中國をより深く理解する助けとなるものだ。しかし、一部の日本メディアはこれらの言葉を悪意をもって解釈し、わい曲やこじつけをして、なんとか“中國経済衰退”論を唱えようとしている。

例えば、今年の10大流行語に選ばれた「特殊部隊(duì)式旅行」。これは、主に若者たちが最低限の費(fèi)用で時(shí)間と體力の限界に挑戦し、短期間にできるだけ多くの観光スポットを回る旅行スタイルを指す。時(shí)間的にも體力的にもハードなことから「特殊部隊(duì)式旅行」と呼ばれている。実際には景気回復(fù)が進(jìn)む中國で、人々が積極的に生活を楽しむ様子を反映する言葉なのだが、一部の日本メディアは「“節(jié)約旅行”は中國経済の崩壊を示している」といった形で報(bào)道している。

「節(jié)約」、つまりお金を使わないことは、不況を意味するのだろうか。節(jié)約は中國の伝統(tǒng)であり、日本を含む東アジアの人々に共通する美徳でもある?!腹?jié)約」を「経済崩壊」と関連付けるのはいかにも無理がある?!柑厥獠筷?duì)式旅行」をする人たちの大半は、大學(xué)生や就職して間もない若者たちであり、経済的にあまり余裕がない。彼らは、親に頼らずに自分で旅行費(fèi)用を工面しようと考え、費(fèi)用の節(jié)約と豊かな體験が両立できるこの旅行スタイルをあえて選んでいるのだ。日本ではかなり以前から、多くの學(xué)生がアルバイトをしているが、これは彼らが本當(dāng)にお金に困っていたり、日本経済が崩壊しているせいなのだろうか。

「村超」も10大流行語に選ばれた言葉のひとつだ。この言葉を中國の不動産市場の不況と結(jié)びつける日本メディアもあったが、全く理解できない?!复宄工趣稀⒅袊衔鞑郡?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=貴州省'>貴州省の村で開催される「農(nóng)村サッカースーパーリーグ」の略稱だ。大會は主に地元の村民が組織し、參加選手も村人たちだ。この農(nóng)村サッカーはネットで人気に火がつき、現(xiàn)地に訪れる旅行者も激増した。1試合の観客數(shù)は最多で6萬人以上、試合の関連動畫のネット閲覧回?cái)?shù)は480億回を超えている。開催期間中の観光客數(shù)は延べ520萬人となり、観光収入は約60億元(約1200億円)に上った。これらのデータは経済衰退どころか、中國の農(nóng)村経済の活性化の成果を反映するものではないだろうか。

では、実際に中國経済はどうなっているのだろう。數(shù)字は噓をつかない。今年第1~3四半期の中國のGDPは前年同期比5.2%増の91兆3027億元(約1810兆円)となり、成長率は世界の主要経済體の中でトップを維持している。世界経済の成長に対する寄與度は全體の3分の1に達(dá)する見込みだ。また、一般消費(fèi)財(cái)小売総額は同6.8%増の34兆2107億元(約678兆円)となり、消費(fèi)市場も持続的に回復(fù)している。また、第4四半期に入り、中國経済はさらに好調(diào)を維持している。11月に開催された第6回中國國際輸入博覧會の年間契約意向金額は784億1000萬ドルに達(dá)し、過去最高を更新した。11月11日前後に開催される中國最大のセール「ダブルイレブン」では、中國のネット通販大手各社はいずれも目覚ましい成果をあげ、注文件數(shù)と売上総額を伸ばした。

國際機(jī)関も相次ぎ、中國の経済成長見通しを上方修正している。11月7日、國際通貨基金(IMF)が今年の中國の経済成長率予測を5%から5.4%に引き上げたのに続き、経済協(xié)力開発機(jī)構(gòu)(OECD)も11月末に中國経済成長率予測を5.2%へと上方修正した。このほか、JPモルガン?チェース、モルガン?スタンレー、シティグループ、UBSグループ、ドイツ銀行など多くの金融機(jī)関も最近、今年の中國経済成長見通しを上方修正し、中國経済に「信任票」を投じている。

一連のデータは、“中國経済衰退”論が憶測でしかないことを示している。いくら中國に泥を塗ろうとしても、憶測は単なる憶測にすぎず、現(xiàn)実にはならない。

日本でも最近、今年の漢字が発表された?!付悺工?。日本のネットユーザーからは、「収入は増えず、支出のみ増え、生活は困窮するばかり。諸外國であればデモが起こっても不思議ではない狀況だ」「將來は明るい、経済はよくなるとはとても思えない」「今年の漢字は間違いなく”闇”だと思う。夢や希望が持てない今の日本の未來は、闇でしかない」といったコメントが寄せられている。

日本の一部のメディアは、いつも中國経済の衰退や崩壊を口にしているが、自國の問題にもっと関心を持つべきではないだろうか。(提供/CRI

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