2023年12月17日、獨(dú)國(guó)際放送局ドイチェ?ヴェレの中國(guó)語版サイトは、フィリピンが南シナ海でのエネルギー探査を模索するとともに、領(lǐng)有権爭(zhēng)いをめぐって日本との提攜を強(qiáng)める姿勢(shì)を示していると報(bào)じた。

記事は、東京で日本?アセアンサミットに出席したフィリピンのマルコス大統(tǒng)領(lǐng)が16日、化石燃料への依存を低減して天然ガスへの転換を推進(jìn)すべく、南シナ海での新たな海洋探査プロジェクトの始動(dòng)を模索していることを明らかにしたと紹介。同國(guó)は南シナ海の天然資源をめぐって中國(guó)と數(shù)十年間闘いを繰り広げており、親中派だったドゥテルテ前大統(tǒng)領(lǐng)時(shí)代をはじめとして中國(guó)との共同開発に向けた対話の機(jī)運(yùn)が盛り上がることもあったものの、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)まで交渉に進(jìn)展はほぼ見られない狀況であると伝えた。

また、マルコス氏がここ數(shù)カ月の南シナ海情勢(shì)について「緊張が弱まるどころかかえって強(qiáng)まっている。一層自信を強(qiáng)める中國(guó)は隣國(guó)にとって真の脅威となっており、新たな解決案が急務(wù)だ。志を同じくする盟友と協(xié)力な連合體制を作る必要があり、日本や米國(guó)との3カ國(guó)協(xié)力體制がその例だ。各國(guó)と引き続き意思疎通を図らなければならない」とも述べたとしている。

その上で、フィリピンは現(xiàn)在、南シナ海での領(lǐng)土爭(zhēng)いが存在しないものの東シナ海で中國(guó)と領(lǐng)有権や排他的経済水域（EEZ）をめぐる爭(zhēng)いを繰り広げている日本との間で防衛(wèi)部隊(duì)の相互駐留に関する交渉を進(jìn)めていると伝えるとともに、マルコス氏が「実際、日本との合意締結(jié)だけでは不十分。われわれはさらに多くの同様な手筈を整えなければならない」と述べたことを紹介した。（翻訳?編集/川尻）