中國とのデカップリングがドイツ経済に與える影響、損害は大きいが対処可能か―獨メディア

Record China    2023年12月20日(水) 9時0分

拡大

獨メディアのドイチェ?ヴェレ(中國語版)は12月16日、ドイツが中國とのデカップリングを?qū)g施した場合のドイツ経済に対する影響を分析したドイツの主要研究機関による見通しを伝えた。

ドイツ國営國際放送局ドイチェ?ヴェレ(中國語版)は12月16日、ドイツが中國とのデカップリングを?qū)g施した場合のドイツ経済に対する影響を分析したドイツの主要研究機関による見通しを伝えた。

記事はまず、キール世界経済研究所(IfW)が主導(dǎo)した中國とのデカップリングに関するシミュレーションを紹介し、突然デカップリングを?qū)g施した場合、ドイツ経済は5%の損失を受けるとの予測を伝えた。モリッツ?シュラリック(Moritz Schularick)同研究所所長は、「中國とのビジネスは私たちに豊かな生活をもたらし、中國市場を短期的に置き換えることはできない。デカップリングは、金融危機や新型コロナと同様の影響をドイツにもたらすだろう」と述べる一方、「デカップリングという極端な狀況が起きれば、國民の経済生活は深刻な影響を受けるが、その衝撃の程度は私たちが過去に経験した対処済みの深刻な危機を上回ることはないだろう」との見通しを明らかにした。

同研究所のシミュレーションは、デカップリングを?qū)g施した場合の経済的損失は、年率で1.5%まで徐々に下落すると予測。「中國との経済?貿(mào)易関係を少しずつ慎重に減らすことにより、初期の高い損失を避けることができる」とし、「初期の深刻な損失は、主に対中貿(mào)易が突然中斷したことに起因するもので、短期的に中國に代わる市場が見當(dāng)たらないためだ」と述べた。また「デカップリングにより中國が被る損失は、ドイツをはるかに上回るものだ。経済規(guī)模に基づき損失額を計算した場合、中國が被る衝撃はドイツより60%大きくなる」との見方も示した。

記事は、このハード?デカップリングに関するシミュレーションは、「グローバル経済が二分化され、西側(cè)諸國と中ロ陣営の経済?貿(mào)易関係が完全に途絶え、ブラジルなど中立國が雙方とビジネスを継続する」とのシナリオに基づく」前提で行われたものであるとし、同研究所が過去にも同様の方法で「ドイツがロシアの天然ガス供給から完全に切り離された場合、大きな損失を受けるものの受容可能な範(fàn)囲にとどまる」と正確な予測を行っていたことを指摘した。

中國の習(xí)近平(シー?ジンピン)國家主席は、以前から歐州連合(EU)に対して中國をライバル視し対抗的な中國政策を?qū)g施しないよう警告してきた。先週開かれた中國とEU首脳との會談において、習(xí)國家主席はフォン?デア?ライエン歐州委員會委員長や他のEU高官に対して、「中國は経済?貿(mào)易面でEUとの協(xié)力関係を強化する意思がある」と述べたという。

一方フォン?デア?ライエン委員長は、「EUは不公平な競爭を受容できない」と強調(diào)し、「長期にわたり、EU諸國は中國に進出した歐州の企業(yè)が不公平な扱いを受けてきたと批判してきた。さらには中國の臺灣に対する武力威嚇や中國がロシア?ウクライナ戦爭で親ロシアの立場を維持することも、EU諸國の批判を招いている」と述べた。

記事は、ベルリンに本拠地を置くメルカトル中國研究所(MERICS)のエグゼクティブディレクター、ミッコ?フオタリ氏が「中國共産黨と中國政府の経済政策の本質(zhì)は、構(gòu)造的改善の見通しがほとんどないと判斷される」と述べたことに言及。同氏は、「市場アクセスの議論はいささか時代遅れである」とし、「中國政府は過去數(shù)十年來のやり方とは真逆の、『生産を中心とする経済政策』を進めようとしている。最新のシグナルでは、改革開放や體制改革を優(yōu)先的に進めようとする痕跡は全く見ることができない」と述べた上で、「私たちは間もなく中國との貿(mào)易政策論爭を始めることになるだろう」との見通しを語った。(翻訳?編集/榊原)

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜