オーストラリアメディア?看新聞はこのほど、中國(guó)の若者の間で特殊な「貯金法」が流行しているとする記事を掲載した。

記事によると、近ごろ中國(guó)の若者の間で「妊娠した」「子どもが生まれた」「生活が困難」などさまざまなシチュエーションを仮定し、必要な費(fèi)用を自分の口座に貯めていくという奇抜な貯金法「?jìng)窝b貯金法」が流行しているという。

実際に実踐したあるネットユーザーは、9月のある日に突然気持ち悪くなり吐き気がしたことから「自分は妊娠した」と想像し、妊娠検査キットを30元（約600円）で購(gòu)入したと「仮想」、その「代金」を自分の銀行口座に入金した。以後、妊娠?出産スケジュールに合わせて検査費(fèi)用などのお金をその都度自身の口座に入れていき、74日間の「?jìng)窝b」によって計(jì)4000元（約8萬(wàn)円）近い貯金に成功したという。

このユーザーは4月に予定している「出産」、さらにはその後の育児も「?jìng)窝b」し続け、その都度発生するであろう費(fèi)用を貯金していくつもりで、このお金を自身の老後資金に充てようと考えているそうだ。

記事は、このユーザーの書き込みがネット上で注目を集め、模倣者が次々と出現(xiàn)したと紹介。出産や子育てのほか、不幸な生い立ちやペットの飼育、自身の病気など思い思いの設(shè)定のもとで貯金を始めていると伝えた。そして、このような貯金スタイルが流行していることについて、「経済や就職狀況が低迷し続ける中、中國(guó)の若者の消費(fèi)意識(shí)がより慎重になり、貯金志向が顕著に高まっていることの表れだ」との分析も出ていると伝えた。（翻訳?編集/川尻）