カナダ在住の臺(tái)灣人がキューバで入國(guó)を拒否され、カナダに送還される騒動(dòng)があった。臺(tái)灣の複數(shù)のメディアが報(bào)じたほか、中國(guó)本土や香港のメディアも報(bào)じるなど注目を集めている。

報(bào)道によると、カナダで永住権を取得している顔（イエン）さんは23日、家族5人でキューバを旅行するため同國(guó)の首都ハバナにあるホセ?マルティ國(guó)際空港に降り立った。顔さんらはいずれも正規(guī)のビザを取得していたが、入國(guó)審査官は顔さんの妻と子どもを通過(guò)させたものの、顔さんら3人はその場(chǎng)で止められた。

顔さんによると、キューバの入國(guó)審査官から「キューバは『一つの中國(guó)』の原則を認(rèn)めているため、臺(tái)灣のパスポートは認(rèn)められない」と言われ、5人の送還を言い渡された。顔さんは「今年5月と7月に臺(tái)灣のパスポートで入國(guó)できた人がいる」と主張したが、審査官は「これは新たな政策だ。臺(tái)灣は今、中國(guó)と関係が悪い」などと説明したという。

顔さんと家族のパスポートはその場(chǎng)で押収され、出國(guó)ターミナルで10時(shí)間以上待ち、乗ってきた便でカナダに戻った。なお、21日にも臺(tái)灣のパスポートを所持した女性がキューバへの入國(guó)を拒否された事例があったという。

臺(tái)灣政府は駐コロンビア代表処に調(diào)査を指示したことを明かした上で、「キューバ政府の規(guī)定では、6カ月以上の有効期間のある臺(tái)灣のパスポートを所持し、かつ観光カードを購(gòu)入した人は入國(guó)できることになっている」と説明。関連情報(bào)が明らかになるまでキューバへの渡航は控えるよう呼び掛けた。（翻訳?編集/北田）