香港中通社はこのほど、「中國(guó)が世界をリードする自動(dòng)車超大國(guó)時(shí)代が到來？」とする記事を掲載した。

記事はまず、中國(guó)は世界で最大かつ最重要な自動(dòng)車市場(chǎng)として昨年、電気自動(dòng)車（EV）などの「新エネルギー車」分野における優(yōu)位性の下、自動(dòng)車輸出臺(tái)數(shù)で大きな成功を収めたと指摘。日本自動(dòng)車工業(yè)會(huì)によると、日本の2023年1～11月の輸出は399萬臺(tái)だったのに対し、中國(guó)自動(dòng)車工業(yè)協(xié)會(huì)によると、中國(guó)の23年1～11月の輸出は前年同期に比べ約6割増の441萬2000臺(tái)に達(dá)し、中國(guó)の自動(dòng)車輸出臺(tái)數(shù)が23年に日本を抜いて初めて世界首位となる見通しとなったことを伝えた。

記事はこれについて、中國(guó)の23年上半期の自動(dòng)車輸出額は462億4000萬ドルで、トップのドイツの1008億2000萬ドル、2位の日本の556億3000萬ドルに及ばず、自動(dòng)車の輸出額は輸出臺(tái)數(shù)よりも実態(tài)を反映しているため、日本を超えたと軽々しく語ってはならず、中國(guó)が歩む道はまだ長(zhǎng)いとの見方があると伝えた。

記事はその上で、中國(guó)中央財(cái)経大學(xué)國(guó)際経済?貿(mào)易學(xué)院の劉春生（リウ?チュンション）副教授が、香港中通社の取材に応じ、「中國(guó)の自動(dòng)車輸出臺(tái)數(shù)が世界首位となることはとても喜ばしいことだが、輸出額が世界3位であることは、中國(guó)車が、価格が適正でコストパフォーマンスに優(yōu)れた製品であることを別の面から示している」とした上で、「中國(guó)車は世界の輸出分野では比較的新しいプレーヤーであり、ドイツや日本とはまだ一定の差がある」「中國(guó)は新エネルギー車の分野で大きな進(jìn)歩を遂げたが、世界的に有名な自動(dòng)車ブランドや自動(dòng)車はまだ少ない。中國(guó)車はブランド認(rèn)知度やブランド価値の點(diǎn)でドイツや日本に後れを取っている」「中國(guó)の自動(dòng)車輸出臺(tái)數(shù)はひとまず世界首位になったが、その優(yōu)位性は安定したものではない。ドイツや日本も徐々に新エネルギー車に取り組み、量産?輸出に向けた投資も始めていて、今後、非常に激しい競(jìng)爭(zhēng)が予想される」「とはいえ中國(guó)車の輸出には依然と大きな可能性と將來性があり、中國(guó)の自動(dòng)車メーカーは引き続き、取り組みを強(qiáng)化し深化させる必要がある」などの見方を示しているとも伝えた。（翻訳?編集/柳川）