2014年8月14日、産経新聞が樸大統(tǒng)領(lǐng)の疑惑を報じたことが、日本と韓國で大きな騒動となっている。

【その他の寫真】

産経新聞は3日、韓國紙?朝鮮日報のコラムなどを引用して「セウォル號が沈んだ當(dāng)日、樸大統(tǒng)領(lǐng)が7時間にわたり行方不明となっていた。この間、男性と密會していたのでは」という內(nèi)容の記事を掲載した。この報道に韓國政府はすぐに反応した。

7日、韓國大統(tǒng)領(lǐng)府の尹斗鉉（ユン?ドゥヒョン）秘書官は「口にするのも恥ずかしい憶測を記事にして広めた。民事?刑事上の責(zé)任をとことん追及する」と発表。9日には、日本の岸田文雄外相と會談した尹炳世（ユン?ビョンセ）外相が「隣國の元首の名譽を著しく傷つけた」と強く抗議した。同日には、韓國のソウル中央地方検察庁が、名譽棄損の疑いで産経新聞の加藤達也ソウル市局長に出頭を要請している。

一方で、このような騒動について、一部の韓國メディアはある日本の記者の「今回、特に問題となった部分は朝鮮日報のコラムを引用したもの。なぜ朝鮮日報は問題にしないで、産経新聞にのみ法的措置をとるのか」との疑問の聲を紹介した。韓國國內(nèi)では、産経新聞を非難する聲がある一方で、上記の日本人記者と同様の疑問を抱く人もいるという。

韓國のインターネット上には、「常識的に考えて、（日本の記者の）このような疑問が出てくるのは當(dāng)然」「政府は何かを隠そうとしているのではないか」「産経新聞を名譽棄損で訴えるなら、朝鮮日報も訴えるべきでは？」「海外メディアに圧力をかけることで、國內(nèi)メディアを脅迫しているのかもしれない」といったコメントも見られる。（翻訳?編集/TK）