2014年8月14日、中國(guó)メディア?新浪軍事は「軍事力を大規(guī)模増強(qiáng)する日本、中露韓朝を同時(shí)に脅威視する異例さ」と題した記事を掲載した。

【その他の寫真】

日本政府が5日に発表した2014年版防衛(wèi)白書について、ロシア紙のロシースカヤ?ガゼータは、「中國(guó)の脅威を宣伝することが目玉だった日本の防衛(wèi)白書が、今年はややエスカレートした」と報(bào)じた。

中國(guó)外交部の報(bào)道官は7日の記者會(huì)見で、「日本側(cè)のやり方は日本の現(xiàn)政権の非常にネガティブな対中認(rèn)識(shí)、対中政策の方向性を改めて反映しており、日本側(cè)が公言する両國(guó)関係の改善を望むとの姿勢(shì)と矛盾する」と指摘。その上で、「日本の新版防衛(wèi)白書は中國(guó)の正常な軍事力の発展と海洋活動(dòng)に対してとやかく言い、中國(guó)の脅威を誇張している」とし、不満と反対を表明した。

新版防衛(wèi)白書では、北朝鮮、韓國(guó)、ロシアについても觸れている。

白書では、北朝鮮の軍事的な動(dòng)きを「日本の安全に対する重大かつ差し迫った脅威」とした上で、「日本を含む関係國(guó)に対する挑発的言動(dòng)を繰り返し、日本はもとより、地域?國(guó)際社會(huì)の安全保障にも重大な不安定要因となっている」と指摘した。

韓國(guó)をめぐっては、白書は竹島（韓國(guó)名：獨(dú)島）を「日本固有の領(lǐng)土」と明記している。これを受け、韓國(guó)政府は「日本の理不盡な主張を受け入れることはできない」と抗議し、主張の撤回を求めた上で、「日本政府は日韓関係を改善したいと話しているが、両國(guó)関係を壊すような言動(dòng)を繰り返している。これでは日本政府の発言に懐疑的にならざるを得ない」と表明した。

新版白書ではロシアについても紙幅を多く割いていることに注意が必要だ。ロシアのクリミア半島編入を「力を背景とした現(xiàn)狀変更は、アジアを含めた國(guó)際社會(huì)全體に影響を及ぼす」と批判。また、外國(guó)軍機(jī)への緊急発進(jìn)（スクランブル）のうち、ロシア向けが最も多く、前年同期と比べて8倍に膨らんだとしている。

臺(tái)灣紙?旺報(bào)は「北方領(lǐng)土をめぐる爭(zhēng)いにしろ、クリミア危機(jī)にしろ、日本政府が防衛(wèi)白書でロシア脅威を述べるのは初めてだ」と伝えた。

シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)は「日本は中朝韓露すべてを安全に対する脅威とみなしているが、その本質(zhì)は軍事力の増強(qiáng)と憲法改正のための口実であり、日本を『普通の國(guó)』とするのが最終的な狙いだ」と論じた。（翻訳?編集/NY）