2024年1月6日、上観新聞は、中國(guó)の大學(xué)を卒業(yè)し、米國(guó)で博士號(hào)を取得した中國(guó)の男性が16年もの間米國(guó)內(nèi)でホームレス生活をしていることが明らかになったと報(bào)じた。

記事は、ある中國(guó)人ブロガーが數(shù)日前、米國(guó)內(nèi)の路上で中國(guó)人と思しきホームレス男性を見かけ、歩み寄って話を聞いてみたところ、上海市の復(fù)旦大學(xué)を卒業(yè)後に渡米してポスドクの勉強(qiáng)をしていたこと、その後16年間に渡り米國(guó)で路上生活をしていたことがわかったと紹介。米國(guó)の華僑系ニュースサイトによると、この男性は54歳で今は夜寢る場(chǎng)所がなく、寒さを凌ぐために地下駅で夜を明かすしていると伝えた。

そして男性について、江蘇省江陰市で生まれ、復(fù)旦大學(xué)で物理學(xué)を?qū)煿イ?、卒業(yè)後は物理學(xué)の修士號(hào)と博士號(hào)を取得するために米國(guó)に留學(xué)する道を選んだと紹介。研究者として働く傍らコンピューターサイエンスを?qū)Wび、ニューヨークのウォール街で2年間プログラマーとして働き、月収10萬ドル（約1450萬円）以上を稼いでいたとしたほか、グリーンカードを取得して米國(guó)籍を取得したと伝えている。

また、1990年代にはニューヨークで子連れの中國(guó)人女性と知り合って結(jié)婚するも、女性が米國(guó)の永住権を取得すると別れを切り出されて離婚、男性はこれに大きなショックを受け、仕事も日常生活もままならなくなった上、幻覚を見るようになり2007年より放浪生活を始めたと説明。以後16年間放浪を続け、物乞いや他人が捨てた食べ物を拾って生活してきたと紹介した。

記事は、男性は長(zhǎng)年のホームレス生活のために身分を証明する書類を何一つ持っていないものの、50歳を過ぎたこともあって中國(guó)に帰ることを強(qiáng)く望んでいると紹介。家族が住む江陰市長(zhǎng)涇鎮(zhèn)の関係者は「確かに家族が現(xiàn)地に住んでいるものの、家族から何の要望もないためこちらとしても動(dòng)きようがない。しかも、男性が米國(guó)に帰化しているとすれば、なおのこと介入はできない」とコメントを伝えた。（翻訳?編集/川尻）