中國メディアの観察者網(wǎng)によると、中國南部の広西チワン族自治區(qū)南寧市で地下鉄などを運(yùn)営する南寧軌道交通集団は7日、地下鉄の通路に「日本軍旗」が出現(xiàn)したとするインターネット上の投稿を受けて聲明を発表した。

聲明は、指摘された広告のデザインコンセプトについて、「春節(jié)（舊正月）の前後に公開するものであることから、中國でめでたい色とされる赤をメインカラーとし、ちょうちん、花火、爆竹、舞う龍と獅子、祥雲(yún)、扇子、梅など中國の伝統(tǒng)的なデザイン要素を使用した」と説明。その上で、「當(dāng)社は、南寧地下鉄の発展に関心を寄せるすべての市民と乗客の意見を高度に重視し、虛心に受け入れる」とし、同広告を即座に撤去したことを明らかにした。

この話題について、中國のネット上では「努力して見てみたが、どこに日本軍旗があるのか分からなかった」「告発者はどこに著目しているのか。これってただの扇子でしょ」「これを日本軍旗というのはさすがに無理がある」「ただの言いがかりだ」「低級な中傷」などのコメントが寄せられた。（翻訳?編集/柳川）

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