2024年1月7日、仏國際放送局RFI（ラジオ?フランス?アンテルナショナル）の中國語版サイトは7日、中國共産黨中央軍事委員會の機関紙「解放軍報」は軍內(nèi)の反腐敗闘爭で「圧倒的な勝利」を得たとする評論記事を掲載したと報じた。

記事は、「解放軍報」が5日に「兵士の日常教育において厳しい管理と深い愛情を體現(xiàn)」と題した文章を掲載し、「現(xiàn)在軍隊の黨風廉政建設(shè)と反腐敗闘爭は圧倒的勝利を得た。同時に、一部の末端兵士による規(guī)律違反問題がなおも時として発生しており、厳しい管理の下でも依然として犯罪に手を染める者がいる」と評したことを紹介した。

そして、末端でなおも規(guī)律違反が生じる理由について同紙が「重要な原因は末端黨組織の日常教育管理が甘く、問題に対する速やかな注意や督促、是正が不十分であることだ」と指摘し、「厳しさは愛、緩さは害だ。厳しい管理は戦闘力となり、深い愛情は団結(jié)力となる。厳しさと同時に情熱と関心を注ぐこと、規(guī)律による拘束と説諭による教育を結(jié)び付け、一貫して厳しさを基調(diào)とした教育や管理、監(jiān)督を行うことが必要。問題を発見したら小さいうちから厳しく管理、注意すること」などと論じたことを伝えた。

記事は、全國人民代表大會（全人代）常務(wù)委員會が昨年12月29日に上將3人、中將4人以上を含む軍の高級幹部の全人代代表資格を免じたことを紹介。「解放軍報」の評論記事は、中國軍が反腐敗に力を注いでいる中で発表されたものだとした。（翻訳?編集/川尻）