韓國の最大の輸出相手國が中國ではなく米國になったことに関連し、中國メディアの中國産業(yè)経済信息網(wǎng)は8日、韓國経済について「ふらつく足取りを改めるのは難しい」とする記事を掲載した。

記事はまず、米國が2023年に約20年ぶりに中國を抜いて韓國にとって最大の輸出先となったことに觸れた上で、韓國の23年の年間輸出は前年比7．4％減だったこと、自動(dòng)車出荷は18カ月連続で増加し、半導(dǎo)體輸出も徐々に回復(fù)していることを取り上げ、「中國は依然として韓國の主要な貿(mào)易相手國だ」とした。

そして、韓國貿(mào)易協(xié)會(huì)の國際貿(mào)易通商研究院が昨年末、24年の輸出は23年比7．9％増、輸入は同3．3％増との見通しを示したことを取り上げ、「韓國の輸出は今後も地政學(xué)的な緊張と中國の半導(dǎo)體産業(yè)との激しい競爭に直面することが予想される」とした。

記事は、米韓FTAについて、12年に発効して以來、韓國の輸出は年平均1.5％増加し、対米輸出は5．5％増加するなど対米輸出の伸びを効果的に押し上げたこと、21年にバイデン政権が発足して以來、同盟関係の強(qiáng)化に取り組み、北東アジアにおける米國の最も重要な政策の一つは韓國との同盟強(qiáng)化であること、米韓が両國間の経済関係を全面的に深化させていることにも觸れ、「これらが米國が中國に代わって韓國の最大の輸出市場となった理由の一つでもある」とした。

記事は「この変化の背景には、韓國が米國と緊密な経済?技術(shù)同盟を結(jié)び、中國への輸出規(guī)制を強(qiáng)化し、中國への経済的依存を減らし、いわゆる貿(mào)易の多角化を達(dá)成することで中國への貿(mào)易依存を脫卻しようとする試みがある。しかし、米國が韓國企業(yè)の経済移行費(fèi)用を長期にわたって負(fù)擔(dān)できない場合、韓國企業(yè)は中國への輸出規(guī)制を解除する可能性が高く、それによって米韓の経済貿(mào)易協(xié)力の効果が弱まる可能性がある。韓國が短期的に中國への貿(mào)易依存から脫卻することが難しい場合、24年の韓國経済の発展は不確実性に満ちたものになる可能性がある」とも伝えた。（翻訳?編集/柳川）