2024年1月9日、韓國(guó)?ニュース1は「1980～90年代の出生時(shí)の男女不均衡により約70萬～80萬人の男性が韓國(guó)人女性と結(jié)婚できない」と伝えた。

學(xué)術(shù)誌「The Conversation」はこのほど、テキサスA&M大學(xué)のダドリー?ポストン（Dudley Poston）名譽(yù)教授による寄稿文「韓國(guó)の性不均衡は男性にとって悪いニュースだ。男性の數(shù)が女性より多く、結(jié)婚の見通しは暗鬱（あんうつ）としている」を紹介した。

ポストン教授は、その原因は80年代と90年代の出生時(shí)の男女比にあると指摘している。多くの國(guó)で女児より男児が多く産まれており、おおむね女児100人當(dāng)たり男児105～107人程度だが、この不均衡は女性が男性より長(zhǎng)生きするという生物學(xué)的事実に対する進(jìn)化論的適応と言える。しかし韓國(guó)の場(chǎng)合、30～40歳代の出生時(shí)男女比がこれを大幅に上回る。85年は女児100人に対し男児110人だったが、90年には女児100人に対し男児115人となっている。2000年代の初めまで男児の數(shù)が大幅に上回り、10年になって正常範(fàn)囲に戻ったという。22年は女児100人に男児105人にとどまった。

またポストン教授は「韓國(guó)で出生率が急落したが、韓國(guó)には依然として男児選好の思想があるため、過去30年間、男女比の均衡は崩れている狀態(tài)だった」とも指摘している。1960年には1人の女性が産む子どもの數(shù)（合計(jì)特殊出生率）は6人だったが、72年は4人、84年は2人と低くなり、2022年の合計(jì)特殊出生率は0．82を記録した。

ポストン教授は「（女児より多く生まれた）男児たちは成人後、結(jié)婚相手となる韓國(guó)人女性を見つけることができない。1980～2010年の出生時(shí)男女比の不均衡により、男児が約70萬～80萬人多く生まれたと推計(jì)される」とし、「この問題は國(guó)家そのものの問題へとつながる。結(jié)婚市場(chǎng)に関する長(zhǎng)期的な社會(huì)問題は今後も數(shù)十年間、韓國(guó)に殘るだろう」と述べている。

この記事に、韓國(guó)のネットユーザーからは「女児を差別し、中絶してきた結(jié)果だ」「女児を産まなかった過去がブーメランになったわけだ」「さんざん女児を中絶してきたよね」「この70萬～80萬人のあぶれた男たちが女性とつきあえず、女性嫌悪犯罪をやらかしているわけだ」など、厳しい聲が寄せられている。

また「韓國(guó)人女性と結(jié)婚しなきゃいけないかのような記事の書き方だな（笑）」「絶対に結(jié)婚しなきゃいけない世の中でもないのに、男児選好思想で國(guó)が滅びるかのようなニュアンスの記事だな。これを書いた記者は結(jié)婚してるのかい？」「どうせ3人に1人は一生未婚、という時(shí)代だから関係ない」「男女どっちが多かろうが結(jié)婚する人はするし、しない人はしない」といったコメントも多く見られた。（翻訳?編集/麻江）