2024年1月10日、中國(guó)のSNS?微博（ウェイボー）で「日本の最大の欠點(diǎn)は貧富の差が小さすぎることだ」という考え方を巡る議論が起こった。

微博で「雷斯林」というアカウント名を持ち、120萬(wàn)人近いフォロワーを抱えている作家の蔡江舟（ツァイ?ジアンジョウ）氏が10日、微博で「あるブロガーが日本の最大の欠點(diǎn)は貧富の差が小さすぎることだと述べた」と投稿した。

蔡氏は投稿の中で、「貧富の差が小さいことは良いことではないのか」というコメントに対してこのブロガーが「貧富の差が小さいというのは貧しい人にとっては良いことだ。しかしそれは、金持ちにとっては自分に奉仕してくれる貧者が足りなくなり、生活の質(zhì)が大きく下がることを意味する」と説明し、「タイは貧困者が多い上、サービス意識(shí)が高いので素晴らしい。タイでの生活は実に快適だ」と述べたことを紹介した。

その上で「このブロガーは考えをストレートに表現(xiàn)したにすぎず、多くの人が同じように考えているのではないかと感じる」とし、タイの首都バンコクは世界からの観光客が非常に多いとともに、外國(guó)人が長(zhǎng)期間居住する都市の一つでもあり、富裕層が多く暮らすにぎやかな地區(qū)を訪れると、タイ人の姿は見られなくなるとの見方を示した。

この書き込みに対して、中國(guó)のネットユーザーは「人の上に立ちたいが、先進(jìn)國(guó)では立てないので東南アジアに行って存在感を出そうとしている」「日本にだって貧しい人はたくさんいると思うけど」「貧富の差が大きくなれば社會(huì)が不安定になる」「日本の貧富の差が小さいのは、多くの財(cái)産が財(cái)閥や名家に支配されていて、統(tǒng)計(jì)に出てこないからという可能性はないのか」「こういう話をする人は、本當(dāng)のセレブ層には入れていないんだと思う」といった感想を殘している。（翻訳?編集/川尻）