中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は11日、中國(guó)の衛(wèi)星が撮影した、能登半島地震の発生前と発生後の被災(zāi)地の寫真を掲載した。

【その他の寫真】

元日に発生したマグニチュード（M）7．6の地震でこれまでに200人余りが死亡、多數(shù)の負(fù)傷者が出ている。

環(huán)球時(shí)報(bào)の記事は、中國(guó)初の民間リモートセンシング會(huì)社「長(zhǎng)光衛(wèi)星」から入手したものとして、石川県輪島市の震災(zāi)前後の寫真を掲載?！傅卣黏摔瑜杲ㄎ铯螭瘬p壊し、川の水が濁るなど、極めて深刻な被災(zāi)狀況が生々しく寫っていた」と評(píng)した。

寫真は、中國(guó)の衛(wèi)星「吉林1號(hào)」が震災(zāi)前の2023年8月1日と震災(zāi)後の2024年1月5日に同じ場(chǎng)所を撮影したもので、震災(zāi)後の寫真では川の水が濁ったり、火災(zāi)によるとみられる煙が上がったりしている様子が確認(rèn)できる。

記事は「輪島市沿岸部の建物は地震と二次災(zāi)害によって、家屋や橋、道路などが破壊された。川底がかき混ぜられたり、あるいは地盤が液狀化したことによって、川の水が濁る現(xiàn)象が起きることがある」と解説した。

また、「一部の海域は地震の後で陸地になった」とも言及し、日本の國(guó)土地理院の分析を引用し、輪島市が南西に最大約2メートル移動(dòng)し、約1．3メートル隆起したほか、同県の珠洲市は南西へ約94．6センチ移動(dòng)し、約90センチ隆起したことなどを伝えている。（翻訳?編集/北田）