山西省考古研究院、3000年前の商代研究に証拠提供―中國

CRI online    2024年1月13日(土) 16時0分

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中國北部の山西省太原市にある山西省考古研究院はこのほど、山西省の絳県西呉壁の商代の墓地で2022年に実施した発掘の資料を発表しました。

中國北部の山西省太原市にある山西省考古研究院はこのほど、山西省の絳県西呉壁の商代(紀元前17世紀ごろ~紀元前1046年)の墓地で2022年に実施した発掘の資料を発表しました。

資料によりますと、西呉壁遺跡では夏から商王朝にかけての銅冶金の遺構(gòu)が豊富に存在することが明らかになり、夏と商の王朝の勃興と中條山銅鉱資源の管理、開発、利用との関係を理解する上で重要な実物資料が提供されました。

山西省運城市絳県にある西呉壁遺跡は、中國國家博物館などが2004年に運城盆地東部地域で行った系統(tǒng)的な調(diào)査で発見されました。西呉壁遺跡は夏代から商代にかけての金屬鋳造を知るためにも重要な遺跡です。

考古関係者は2022年に西呉壁遺跡東部で発掘作業(yè)を行い、仰韶、龍山、二里頭、二里崗及び周や漢などの時代の遺構(gòu)を明らかにしました。中でも商代の墓地の発見は最も重要でした。

同考古學発掘プロジェクトの責任者である田偉氏によりますと、西呉壁遺跡での商代墓地の発見は、晉南地區(qū)(山西省南部)での商王朝初期の墓地の空白を埋め、商代の墓葬制度の源流などの學術(shù)研究に貴重な資料が提供されたとのことです。(提供/CRI

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