2024年1月11日、韓國(guó)?韓國(guó)日?qǐng)?bào)は「人気グループBTS（防弾少年団）のアルバムジャケット寫真の撮影地として知られる江原（カンウォン）道?三陟（サムチョク）の孟芳（メンバン）海岸から、BTS関連のアイテムが撤去される」と報(bào)じた。

三陟市によると、孟芳海岸にはジャケット寫真を再現(xiàn)できるよう「BTSフォトゾーン」が設(shè)置されているが、今月中に撤去する予定だ。先ごろ、BTSの所屬事務(wù)所BIGHIT MUSICから市に「政府部処、自治體などが進(jìn)める事業(yè)に當(dāng)社所屬アーティストの肖像や名前を使用することを許可していない。にもかかわらず許可なく造形物などを設(shè)置することはアーティストのIP（知的財(cái)産権）を侵害する行為である」と通達(dá)があったことを受けての措置だという。市は事務(wù)所側(cè)との話し合いを試みたが不発に終わったと記事は伝えている。

孟芳海岸ではBTSのヒット曲「Butter」のジャケット寫真が撮影された。市が2021年にジャケット寫真と同じようにパラソルやデッキチェア、ビーチバレー施設(shè)、サーフボードなどを設(shè)置し「BTS海岸」としたことで、人気観光地となった。昨年10月には5000萬(wàn)ウォンを投入して「BTSフォトゾーン」として再整備しており、これまでに補(bǔ)修?維持だけで約1億ウォンが投じられてきたという。

しかし、BIGHIT MUSIC側(cè)は「不正競(jìng)爭(zhēng)防止法違反の素地、管理の難しさ、損傷時(shí)のアーティストイメージに及ぶ否定的影響など」を理由として、「BTS海岸」の対応も例外とはしなかった。

BIGHIT MUSICは最近、BTSのIPを無(wú)斷で活用した事例に強(qiáng)硬対応を取っている。軍服務(wù)中の兵士に慰問レターを送ることができるアプリ「ザ?キャンプ」が、アプリ內(nèi)のコミュニティーでBTSやメンバーの名前を使用し「オフィシャル」との表現(xiàn)も用いていたことに対し、警告する內(nèi)容証明を送ったことも先ごろ報(bào)じられている。昨年には光州（クァンジュ）市北區(qū)庁が、光州出身のメンバーJ-HOPEの名前を取った「J-HOPE通り」の造成を計(jì)畫したが、事務(wù)所側(cè)と事前に協(xié)議をしておらず、白紙化されている。同事務(wù)所は「アーティストIPの無(wú)斷使用に関する情報(bào)提供、問い合わせがあった場(chǎng)合、當(dāng)社は原則に従って対応します」とコメントしている。

この記事に、韓國(guó)のネットユーザーからは「撮影に使わせてもらったんだから、地域経済の発展と観光誘致のためにも、引き続き使用できるように話し合いに応じればいいのに、ここまでする必要がある？」「フォトゾーンがあれば、地元が得するだけじゃなく、世界中からファンが訪れて大きな利益を生み出すのに。ファンサービスを無(wú)視し権利だけを追求するとは殘念だ」などの聲も寄せられているが、多くのコメントは「無(wú)斷でやってたなら、こうなるのは當(dāng)然でしょ」「當(dāng)事者や関係者の許可をもらうのは當(dāng)たり前の禮儀じゃない？」「市はBTSの名前を掲げて宣伝しておいて、まともな管理なんてしてない。もしもBTSのオフィシャルな聖地だと思った外國(guó)人観光客が來(lái)たら、恥ずかしいレベルの狀態(tài)だ」「事務(wù)所としては當(dāng)然のことをしただけ」など、事務(wù)所側(cè)を支持する內(nèi)容となっている。

また、「こんなパラソルとチェアを置いて管理するだけで1億？ビルでも建てたのか？」「こんな粗末な造形物に1億も出すとは、稅金の無(wú)駄遣いだ」といった聲も見られた。（翻訳?編集/麻江）