2014年8月14日、中國の建設(shè)會(huì)社「中國鉄建」はこのほど、建設(shè)を進(jìn)めていたアンゴラを橫斷するベンゲラ鉄道が全線完成し、年內(nèi)に正式に運(yùn)営を開始することを明らかにした。中國が海外で建設(shè)した鉄道としては今世紀(jì)最長となる全長1344kmの鉄道だ。中國は1970年代にもタンザニアとザンビア間を結(jié)ぶタンザン鉄道の建設(shè)を援助した。新華社が伝えた。

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同鉄道建設(shè)に當(dāng)たり、中國鉄建二十局集団は設(shè)計(jì)から建設(shè)工事までを一括して請(qǐng)け負(fù)うEPC（設(shè)計(jì)?調(diào)達(dá)?建設(shè)）方式を採用した。同鉄道は、アンゴラの大西洋岸にある港町ロビトとコンゴ民主共和國のカタンガ州から、ベンゲラやウアンボ、クイト、ルエナなどの主要都市を通って、コンゴとの國境都市?ルアウまでつながっている。全67駅で、設(shè)計(jì)時(shí)速は90km。18億3000萬ドル(約1875億円)が投じられた。

▼資材、設(shè)備は全て中國から輸入

同社の副総経理兼アンゴラ工事指揮部指揮長の劉峰（リウ?フォン）氏は、「同鉄道は、中國鉄道の基準(zhǔn)を採用して建設(shè)された。アンゴラで再建された鉄道の中で、最長、最速、最大規(guī)模の現(xiàn)代化鉄道プロジェクトだった。ロビトの経済回廊となる大動(dòng)脈である」と説明している。

同プロジェクト開始前は、歐洲の基準(zhǔn)と中國の基準(zhǔn)、どちらを採用するかをめぐって激しい議論が巻き起こった。最終的に、中國の高速鉄道が近年急速に発展していることや、提出した工期や工事費(fèi)、質(zhì)が評(píng)価され、中國鉄建が請(qǐng)け負(fù)うことが決まった。劉氏によると、「同鉄道は設(shè)計(jì)から施工に至るまで、全て中國の鉄道の建設(shè)基準(zhǔn)が採用された。また、レールやセメントなどの建設(shè)資材、通信、大型機(jī)械、設(shè)備なども全て中國から仕入れた。運(yùn)営開始後に投じられる車両も中國企業(yè)が提供することになっている」。

▼関係國の鉱石輸出コスト削減に期待

同プロジェクトでは、合わせて約10萬人の現(xiàn)地労働者が建設(shè)に加わり、指導(dǎo)や実踐を通して、約1萬人が溶接や機(jī)械操作、列車運(yùn)行管理などの専門的な技術(shù)を身に付けた。

同鉄道の全線運(yùn)営が始まると、アンゴラとコンゴがつながるだけでなく、將來ルアカノ駅で建設(shè)が計(jì)畫されているアンゴラとザンビアを結(jié)ぶ鉄道とつながる計(jì)畫となっている。さらにタンザン鉄道ともつながり、コンゴやザンビアなどの內(nèi)陸國と海辺の都市を結(jié)ぶ主要な鉄道となる計(jì)畫で、実現(xiàn)すれば関係國の鉱石輸出コストが大幅に削減できると期待されている。また、ナミビアやマラウイ、モザンビークなどの周辺國の鉄道網(wǎng)とも連結(jié)することで、アフリカ南部全體がつながる鉄道が形成され、大西洋とインド洋をつなぐ國際鉄道網(wǎng)となり、地域の経済発展が促進(jìn)されることが期待されている。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KN?編集/武藤）