2月公開(kāi)の最新作「第二十條」で女優(yōu)チャオ?リーイン（趙麗穎）を起用したチャン?イーモウ（張蕓謀）監(jiān)督が、その作品に取り組む態(tài)度を稱(chēng)賛している。

春節(jié)（舊正月）元日に當(dāng)たる2月10日から公開(kāi)予定の「第二十條」は、中年検察官がある巨大事件に巻き込まれ、同時(shí)に彼の家族もトラブルに襲われる模様をコメディタッチで描く作品。俳優(yōu)レイ?ジャーイン（雷佳音）が主演し、女優(yōu)マー?リー（馬麗）やガオ?イエ（高葉）、人気グループ?TNT（時(shí)代少年団）のリウ?ヤオウェン（劉耀文）らが出演している。

12日、監(jiān)督と出演者が集まった映畫(huà)の発表會(huì)で、チャン?イーモウ監(jiān)督は「第二十條」に特別出演するチャオ?リーインについて、撮影現(xiàn)場(chǎng)では共演者と會(huì)話(huà)することなく、常に1人だったと語(yǔ)っている。全ては演じる役に沒(méi)頭するためだったといい、その真摯な態(tài)度を稱(chēng)賛している。

チャオ?リーインは「第二十條」で、聴覚障害者で子供を持つ女性という難しい役どころに挑んでいる。チャン?イーモウ監(jiān)督によると、今回のキャスティングまでチャオ?リーインの出演作はほとんど見(jiàn)たことがなく、その存在はアイドル女優(yōu)の1人という位置づけで知っていたという。しかし、撮影中に見(jiàn)せたチャオ?リーインの態(tài)度は、これまでの印象を大きく変えるものだったと明かしている。

チャオ?リーインは昨年、ドラマ「輝け！シンフー～幸福到萬(wàn)家～」と「風(fēng)吹半夏」の好演でイメージチェンジに成功し、人気女優(yōu)がひしめく「85後」（1985～89年生まれ）の中でも頭一つ抜けた存在になったと言われる。今回、チャン?イーモウ監(jiān)督からの異例の稱(chēng)賛も加わり、今後の飛躍がさらに期待されている。（Mathilda）