仏國際放送局ラジオ?フランス?アンテルナショナル（RFI）の中國語版サイトは18日、「中國は『人口の時(shí)限爆弾』に直面している」と指摘する専門家の聲を伝えた。

中國國家統(tǒng)計(jì)局は「2023年末時(shí)點(diǎn)の総人口は前年末比208萬人減の14億967萬人」などとのデータを17日に発表しており、記事は「発表で示されたデータは23年に出生率が引き続き低下したことを示した」と言及。AFP通信が「政府は多くの措置で出産を奨勵(lì)しているが、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)について言えばこれら全ては切迫した経済危機(jī)を阻止することはできない」として、「労働力人口が減る一方、年金受給者は急増し、年金制度により重い負(fù)擔(dān)がもたらされている。人口危機(jī)を回避するため、政府は出生率の刺激に努めるが、多くの若者は経済的な理由などから結(jié)婚を望んでいない」と報(bào)じたことを伝えた。

中國北京に本部を置く調(diào)査會(huì)社によると、中國の子どもの誕生から18歳になるまでの平均教育コスト（19年時(shí)點(diǎn)）は48萬5000元（約1000萬円）で、これは當(dāng)時(shí)の中國人1人當(dāng)たりGDPのほぼ7倍に相當(dāng)するという。

記事は、中國の人口問題について中國市場(chǎng)研究集団創(chuàng)業(yè)者のショーン?レイン氏が「中國は人口の時(shí)限爆弾に直面している。政府は退職年齢を引き上げる必要がある」と指摘したことを紹介し、「中國の多くの若者が自身の経済的な先行きに憂慮と失望を抱えている」との考えが示されたことも伝えた。

退職年齢の引き上げについて同氏は「現(xiàn)在、多くの國有企業(yè)で女性の退職年齢は50歳、男性は55歳」と述べ、中國の平均壽命を踏まえると政府は數(shù)年以內(nèi)に退職年齢を60歳と65歳に引き上げると予測(cè)。また、出生率については「出生率に影響を與える最も大きな問題は將來に対する自信のなさと不確実性だ」と指摘した。

同氏によると、現(xiàn)在、中國の多くの若者から「自分の経済的な先行きに全く自信がなく、こうした環(huán)境で子どもを育てることはできない」との聲が聞かれるという。（翻訳?編集/野谷）