2024年1月19日、中國メディアの中國経済網(wǎng)は人工知能（AI）の発達(dá)やビッグデータの普及による高性能メモリの需要の急増を追い風(fēng)に、業(yè)績不振からの脫出を図る韓國の半導(dǎo)體業(yè)界の現(xiàn)狀について紹介した。

記事は初めに最近までの韓國半導(dǎo)體の業(yè)績について説明した。記事は「22年以來、サムスン電子やSKハイニックスのような主要企業(yè)は、世界的な不景気や主力製品のメモリ価格の下落で數(shù)兆ウォンの赤字を計(jì)上した。だが主力製品のDRAMとNAND型フラッシュメモリの価格は2年3カ月で下落を止めた後、3カ月連続で値上がりの様子を維持している。23年12月には、韓國の半導(dǎo)體関連商品の輸出額は前年同期比21．8％増の110億3000萬ドル（約1兆6328億円）を計(jì)上した。23年11月との比較でも15％増となり、短期間で大幅に増加した」と伝えた。

次に記事は韓國政府や主要企業(yè)の取り組みについて紹介した。記事は「半導(dǎo)體産業(yè)の業(yè)績回復(fù)の傾向に合わせ、韓國の主要な半導(dǎo)體メーカーはCXLメモリやHBM（High Bandwidth Memory）のような、AIやビッグデータの普及により需要が急速に高まっている高性能メモリの領(lǐng)域に集中し、高い付加価値のある製品の開発を続けている。サムスン電子は昨年12月に申請(qǐng)した多數(shù)のCXL製品関連の権利や技術(shù)を基に今年のDRAMの量産計(jì)畫を立てている。米半導(dǎo)體大手のNVIDIA（エヌビディア）を顧客に持つSKハイニックスも今年上半期にHBM製品の量産を計(jì)畫している」と伝えた。

また記事は、韓國政府が15日に発表した「メガ半導(dǎo)體クラスター」建設(shè)計(jì)畫に言及した。同計(jì)畫によると、2047年までに622兆ウォン（約68兆6000億円）の民間投資により、半導(dǎo)體関連企業(yè)が密集する京畿道南部に13カ所の生産工場と3カ所の研究施設(shè)を新設(shè)する。韓國政府の予測では、今後20年で300萬人の雇用創(chuàng)出が見込まれるほか、関連企業(yè)に200兆ウォン（約22兆1880億円）以上の増収が期待できるという。さらに今年で終了する國內(nèi)半導(dǎo)體産業(yè)への投資に対する稅控除についても延長を決めており、記事は「韓國政府は半導(dǎo)體企業(yè)への投資を刺激することで、関連企業(yè)のサプライチェーンの収益や雇用機(jī)會(huì)の創(chuàng)設(shè)を増やし、國家財(cái)政の増収までも見込んでいる」と指摘した。

記事は最後に「計(jì)畫がどれだけ大規(guī)模で具體的であっても、韓國の半導(dǎo)體業(yè)界は人材不足が深刻で、半導(dǎo)體の原材料や設(shè)備の自給率も低すぎる。韓國政府の大膽な構(gòu)想が上手くいくかは、今後に注目しよう」と述べた。（翻訳?編集/原邦之）