中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は22日、「インドが新しい中國(guó)ではない理由」とする米ウォール?ストリート?ジャーナルの記事を取り上げた。

記事はまず、「中國(guó)の隣國(guó)であるインドがにわかに投資家や製造業(yè)者から注目されている。21世紀(jì)の最初の20年間は主に中國(guó)の臺(tái)頭の歴史だったが、次の20年はインドになるのだろうか。楽観できる理由はたくさんある。しかし、インドの今後の道は中國(guó)とは大きく異なり、より困難なものになる可能性が高い」とした。

記事は、インドについて「理論的には労働資源が豊富だが、依然として多くの障壁が労働者と雇用主をつなぐのを困難にしている。そのため、家計(jì)も企業(yè)も、臺(tái)灣や韓國(guó)などの東アジアの虎を変革し貧困から救い出したような投資ブームに必要な貯蓄は難しい。特にインドが中國(guó)のような機(jī)器組立ハブになりたい場(chǎng)合には、依然として高い貿(mào)易障壁も問(wèn)題だ」とした。

記事は「人口統(tǒng)計(jì)的には、現(xiàn)在のインドは、中國(guó)が1990年代に成長(zhǎng)を始めた時(shí)の狀況に合致する。しかし殘念なことに、特に女性の労働力への道をスムーズにするのに苦労している。2022年會(huì)計(jì)年度に労働力として働いているのは女性の生産年齢人口の3分の1にすぎない。低中所得國(guó)の平均値である約50％や中國(guó)の71％を大きく下回っている。多くの女性労働者が寮に住んでいる中國(guó)と比べて、生活と仕事のために家を離れることへの許容度が低いことも、もう一つの要因かもしれない」とした。

記事はまた「貿(mào)易に対する愛(ài)憎関係も問(wèn)題だ」と指摘。「インドは22年に世界で最も輸入関稅が高かった國(guó)の一つで、最恵國(guó)待遇率は平均18．1％だった。これに対し、中國(guó)は7．5％だ。このような輸入制限は、製品を組み立てて輸出するために部品の輸入に依存しているメーカーに面倒をもたらす。インドは近年、インフラに多額の投資を行っており、國(guó)內(nèi)の不安定な交通ネットワークは改善された。しかし、政府はすでに多額の借金を抱えている。インドの公的債務(wù)負(fù)擔(dān)は國(guó)內(nèi)総生産（GDP）の約85％に達(dá)しており、新興國(guó)の中でブラジルに次ぐ2位だ」とした。

記事は「インドが地政學(xué)的な重みを打ち破るには、製造業(yè)のGDPに占める割合を長(zhǎng)年続いた15％未満から、公式目標(biāo)の25％近くまで引き上げる外部投資が必要だ。製造業(yè)への海外直接投資（FDI）を大幅に増やし、労働市場(chǎng)のボトルネックや貿(mào)易障壁などの障害を解決できなければ、かつてのアジアの虎と竜の猛烈な離陸軌道に匹敵するのは難しいかもしれない」とした。（翻訳?編集/柳川）