2024年1月22日、中國(guó)メディアの騰訊網(wǎng)に、「輸入データ悲観、中國(guó)半導(dǎo)體市場(chǎng)は大丈夫か」とする記事が掲載された。

記事は、中國(guó)稅関総署のデータとして、昨年の中國(guó)の集積回路（IC）輸入量が前年比10．8％減の4795億個(gè)、輸入額が同15．4％減の3494億ドル（約51兆7200億円）となり、悲観的なデータから「中國(guó)市場(chǎng)の地位が低下した」との見(jiàn)方まで出ているものの、実際の市場(chǎng)の狀況は異なると主張した。

そして、昨年の中國(guó)の半導(dǎo)體輸入が減少した理由について、パソコンや攜帯電話端末の需要が疲弊したこと、米國(guó)によるハイエンド半導(dǎo)體や人工知能（AI）チップの対中輸出規(guī)制の影響、2022年ごろに発生した生産の逼迫によって増えた在庫(kù)の消化が23年9月ごろまで続いたこと、これまで輸入にほぼ依存していた半導(dǎo)體の國(guó)內(nèi)生産能力が高まったこと、中國(guó)だけでなく世界的な半導(dǎo)體需要が低迷したこと、の5點(diǎn)を挙げた。

その上で、経済の冷え込みや西側(cè)の「脫中國(guó)化」によって中國(guó)の半導(dǎo)體輸入は統(tǒng)計(jì)面で減少を呈しているものの、「マクロ的なデータと産業(yè)の現(xiàn)実との間には大きなタイムラグがある?，F(xiàn)在の半導(dǎo)體市場(chǎng)はすでに明らかな回復(fù)を見(jiàn)せている。多くの企業(yè)では在庫(kù)の底が見(jiàn)え、業(yè)界全體が調(diào)達(dá)を拡大し始めている」と指摘。ある研究では今年の中國(guó)における半導(dǎo)體販売額が前年比12％増となる予測(cè)も出ているとし、中國(guó)の半導(dǎo)體市場(chǎng)は依然として強(qiáng)い吸引力を持ち、世界で最も重要な市場(chǎng)であるとの見(jiàn)方を示した。（翻訳?編集/川尻）