2024年1月25日、時(shí)代週報(bào)は東南アジアをはじめとする多くの國(guó)で中國(guó)人観光客の取り合いが繰り広げられていると報(bào)じた。

記事は、中國(guó)とシンガポール間の相互ビザ免除が2月9日（舊暦の大みそか）に発効するというニュースが発表された1月25日、中國(guó)の旅行予約サイト「同程旅行」では30分以內(nèi)にシンガポール関連の検索量が前日の同時(shí)刻と比較して4．4倍と急増し、春節(jié)（舊正月）連休中のシンガポール発著航空券の検索量も前日の同時(shí)刻と比較して5倍以上に増えたと紹介した。

そして、シンガポールは以前から中國(guó)人の間で人気の海外旅行先であるとともに、中國(guó)にとってインバウンド観光の重要な供給源だと説明。2019年には延べ363萬(wàn)人の中國(guó)人旅行者がシンガポールを訪れたとした。また、新型コロナが収束して間もない23年2月には中國(guó)政府が定めた最初の海外旅行解禁目的地の一つに選定されたものの、中國(guó)人観光客の回復(fù)は予想よりも弱く、23年1?11月は新型コロナ前の19年1?11月の37％にとどまっていたため、シンガポールは春節(jié)時(shí)期に設(shè)定した相互ビザ免除の実施が中國(guó)人観光客回復(fù)の起爆剤となることを期待していると伝えた。

さらに、シンガポールに加え、ジョージアやタイ、チュニジア、マレーシア、スリランカなど多くの國(guó)が23年以降に中國(guó)人観光客に対するビザ免除を発表していると紹介。タイが23年9月に中國(guó)人観光客に対する5カ月間のビザ免除政策の実施を決定し、今年初めには5カ月経過(guò)後の3月1日以降も恒久的なビザ相互免除を行うことを発表したほか、マレーシアも23年12月1日から中國(guó)人に対して30日以內(nèi)のビザ免除を?qū)g施すると発表したことを伝えた。

記事は、マレーシア最大の銀行メイバンクがこのほど発表した報(bào)告書(shū)によると、航空便の増加に伴う運(yùn)賃の低下、中國(guó)人に対するビザ免除政策の増加により、今年1?3月に東南アジアを訪れる中國(guó)人旅行者はさらに増加し、マレーシアやタイ、シンガポールの観光産業(yè)が年間を通して急速に回復(fù)することが見(jiàn)込まれる一方、東南アジアへの中國(guó)人旅行者數(shù)が新型コロナ前の水準(zhǔn)に完全回復(fù)するのは25年後半になりそうだとした。（翻訳?編集/川尻）