2024年1月25日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、「中國(guó)はどうしてハリウッドに対する興味を失ったのか」と題する米メディアのコラムを紹介する記事を掲載した。

記事は、米紙ニューヨーク?タイムズの23日付文章を引用。文章は、2023年「ミッション：インポッシブル」「ワイルド?スピード」「スパイダーマン」などのシリーズ続編が公開(kāi)されたにもかかわらず、昨年米國(guó)映畫(huà)は中國(guó)での興行成績(jī)トップ10に1作品も入らなかったと紹介したほか、昨年最も人気を集めたハリウッド映畫(huà)の「オッペンハイマー」と「バービー」も、中國(guó)では興行成績(jī)ランキングのトップ30すら入っていないと伝えた。

その上で、ハリウッドと中國(guó)はこれまで「蜜月関係」にあり、12年には中國(guó)の興行収入ランキングトップ10のうち7本が米國(guó)映畫(huà)だったと紹介する一方、ハリウッドは米中間の貿(mào)易と外交における緊張の高まりに巻き込まれ、その人気は急降下したと指摘。ハリウッドの幹部たちは中國(guó)における米國(guó)映畫(huà)に対する需要が大きく変化しており、映畫(huà)の予算繰りを再調(diào)整しなければならないと考えていることを伝えた。

また、かつてハリウッド映畫(huà)に群がっていた中國(guó)の映畫(huà)ファンは姿を消しつつあるとし、南カリフォルニア大學(xué)のスタンリー?ローゼン教授が「ハリウッド映畫(huà)が中國(guó)で何億ドルも稼げた時(shí)代は終わった」と斷言したことを紹介するとともに、中國(guó)の映畫(huà)産業(yè)は國(guó)內(nèi)の観客の心に響くより質(zhì)の高い映畫(huà)を制作するようになり、興行収入の高い作品は中國(guó)がより強(qiáng)くなり自信を持つようになったことをテーマをするものが多いと指摘した。そして、上海映畫(huà)家協(xié)會(huì)の石川（シー?チュアン）副主席が「米國(guó)の映畫(huà)會(huì)社は多くが中國(guó)を儲(chǔ)かる市場(chǎng)と見(jiàn)ていたが、今やその考え方は通用しない。中國(guó)の市場(chǎng)や観客、ポップカルチャーを綿密にリサーチして理解しなければならない」と述べたことを紹介している。

文章はさらに北京の技術(shù)系企業(yè)に勤める20代の女性が「以前は外國(guó)映畫(huà)ばかり見(jiàn)ていたが、今は変わった。昨年のお?dú)荬巳毪暧钞?huà)は國(guó)産の『流浪地球2』だった。この作品はハリウッド映畫(huà)ではめったに見(jiàn)ることのない、集団主義をテーマにしていた。獨(dú)りよがりを続けて私たちの好みを知ろうとしなければ、自ずと落ちぶれていくことになる。ハリウッド映畫(huà)はもはや中國(guó)の観客に新鮮さをもたらさない」と語(yǔ)ったことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）