韓國を旅した米有名作家が「世界で最も憂鬱な國」と評価、その理由は=韓國ネット「的を射た分析」

Record Korea    2024年1月30日(火) 23時0分

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28日、韓國?聯(lián)合ニュースは「人口10萬人當(dāng)りの自殺者數(shù)がOECD加盟國で不動の1位を記録する韓國のメンタルヘルス危機について米國の心理研究者が語った動畫が話題となっている」と伝えた。寫真はソウル。

2024年1月28日、韓國?聯(lián)合ニュースは「人口10萬人當(dāng)りの自殺者數(shù)が経済協(xié)力開発機構(gòu)(OECD)加盟國で不動の1位を記録する韓國のメンタルヘルス危機について米國の有名心理研究者が語った動畫が話題となっている」と伝えた。

「その『決斷』がすべてを解決する」などを執(zhí)筆したベストセラー作家でインフルエンサーのマーク?マンソン氏が先ごろ、自身のYouTubeチャンネルに「世界で最も憂鬱(ゆううつ)な國を旅した」とのタイトルで約24分の動畫を投稿した。

動畫の中でマンソン氏は、「韓國のメンタルヘルス危機を理解するには、1990年代の人気ビデオゲーム、スタークラフトにさかのぼる必要がある」とし、このときに得られた成功公式がその後いくつもの産業(yè)に複製されたことに注目すべきだと語っている。例として、K-POPスターやスポーツ選手が幼いうちから合宿生活を送っていることなどに觸れ、「もっと上達(dá)せよと強要し、優(yōu)秀な結(jié)果を出すために社會的圧力を加え競爭させることは効果的な公式だと立証されたが、心理的な落ち込みを招いた」と指摘した。

また、幼稚園から始まる入試戦爭、度を過ぎた圧迫的文化の形成、韓國人の完璧主義的な性向を理解するには、「韓國の歴史、特に北朝鮮との対立を理解する必要がある」と指摘。20世紀(jì)の韓國経済の奇跡は、「野心や選択の問題ではなく、生存の問題だった」と分析している。人口の15%の命を奪った殘酷な戦爭を経て、韓國は北朝鮮リスクの下で可能な限り早く発展するしかなかった。そのために政府が導(dǎo)入した過酷な教育體系は、韓國の若者たちに大変な負(fù)擔(dān)を課すことになったとの説明だ。

結(jié)果、経済は成長したが、「みんなのために自らを犠牲にすることを強要する儒教文化が根深いことも、社會的孤立と孤獨を深めた」としている。韓國人は儒教的な基準(zhǔn)で常に評価されながら、個人的な成果を出すことも強要されていることが問題だと指摘。「韓國は不幸にも儒教の最も悪い部分を殘し、最も良い部分である家族?地域社會との親密感は捨ててしまったようだ」と述べている。

また、「資本主義の最悪の側(cè)面である物質(zhì)主義と生活費問題を抱え、最も良い面である自己実現(xiàn)と個人主義は無視した」とし、「このような矛盾した価値観の組み合わせが大きなストレスと絶望につながるのでは」との見方を示した。

ただマンソン氏は、「自分が出會った韓國人はそうした問題を隠すどころか、積極的に認(rèn)め、解決策を見いだそうとしていた」「世界に類を見ない、こうした回復(fù)力(resilience)こそ、韓國の本當(dāng)のスーパーパワーと言える」とも評価している。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「韓國は生きづらい國だ。それは確かだよ」「とても的を射た分析だと思う」「憂鬱で悲しい気分なのがデフォルトになって、それを解消するために他人をおとしめようと必死な社會に変わっていっているようだ。悲しいことだね」「他人が持っているものは自分も持たないと気が済まない、外見だけで評価する。韓國人は自分から不幸な人生を作り出し、自分から憂鬱になっている」「スタークラフト前からこういう社會だったよ。朝鮮戦爭後の復(fù)興期からじゃないか」「この國には資源がないことも看過できない。人的資源にオールインするしかないから教育熱が過剰になり、競爭も激しくなる。それがこの國を発展させる原動力だけど、一方で憂鬱の根源でもある」などのコメントが寄せられている。(翻訳?編集/麻江)

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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