2024年1月27日、仏國際放送局RFI（ラジオ?フランス?アンテルナショナル）の中國語版サイトは、中國が太陽光発電や電池のさまざまな面において、世界で覇権的な地位に立っていると報じた。

フィンランドのエネルギー関連シンクタンクCREAの計算によると、原子力を含むクリーンエネルギーが23年の中國経済に1兆6000億ドル近くの収入をもたらし、その貢獻(xiàn)がなければ中國の経済成長率は5.2％ではなく、3％に留まった可能性があると伝えた。

また、英國メディアの報道として、ロンドンの稅関幹部が中國経済を「三舊」「三新」まとめたことを紹介?！溉f」とは、かつて中國の輸出を支えてきた繊維、家電、家庭用設(shè)備の3分野を指し、現(xiàn)在は電気自動車（EV）、リチウムイオン電池、太陽光パネルの「三新」が中國経済をけん引しつつあると説明した。

そして、22年には太陽光パネル世界輸出の83％近く、リチウムイオン電池では52％、EVでは23％を中國が占めるようになり、23年1?6月にはこの3分野の海外における売上高が60％以上増加したと紹介している。

その上で、仏紙ル?モンドの経済コメンテーター、フィリップ?エスカンド氏が「この成果は、中國が05年に実施し始めたバリューチェーン全體にわたる産業(yè)政策の結(jié)果だ」と評したことを伝え、今後中國はシリコンからなる基礎(chǔ)素材から完成品の太陽光パネルに至るまで、太陽エネルギー分野のあらゆる面で圧倒的な地位を占め、 バッテリーについてもあらゆる面で支配的な立場にあるとした。

記事は、ノルウェーのエネルギー研究機(jī)関ライスタッド?エナジーが「現(xiàn)在歐米で展開されている巨額の補(bǔ)助金をもってしても、歐米が技術(shù)的に追いつくことは不可能。 唯一の希望は、將來の世代に備えるための研究を開始することだが、果たして歐米にその忍耐力があるだろうか」との見解を示したことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）